2014年2月27日木曜日

富士山 大沢崩れ 山中湖誕生

富士山には幾つもの崩落がありその一番大きいのが大沢崩れ。
今日まで知らなかったが毎日、ダンプカー何十台分もの土石が崩落しているらしい。
なんちゃら遺産の富士山は常に姿を変化させているわけだ。
人間が作ったものは少しでも壊れると言うが自然のものは変貌という。
じゃ、大沢崩れはいつからなんてヤボな質問のようだ。
つまり、ざっと1000年前なんていっているがウソに決まっている。
頭頂部最後の噴火が3、4000年前だからそれ以降だろう。
現在は相当深くえぐれ、岩肌になっている部分もある。
厄介な事に岩肌と言うのは岩と泥がサンドイッチ状に重なっている。
だから永遠に土石は崩落するわけだ。
その音も凄いらしい。
まあ、地獄サウンドに違いない。
もう、頭頂部の噴火はないのだろうか。
噴火があれば大沢崩れは大きく姿を変えることができるがこのままだとえぐれるだけ。
大沢に限らずこの急斜面には数々の崩落谷があるらしい。
山体崩落ということで東斜面に著しい。

自宅前の富士山。
向かって右側が大きくえぐれている。
これはなんだろう。
これもいい加減だが1000年位前に河口湖正面から吹き出した溶岩流が剣丸尾。
937年鷹丸尾溶岩流が出来て山中湖が生まれた。
つまり、山中湖はほぼ、1000年の歴史ということだ。
この溶岩流はハワイ型噴火により梨ヶ原溶岩流だと思うがその流れた道筋だろう。
丁度、忍野村あたりを形成している。
なんだかよく判らないが右側の中央部分の崩落というか溶岩流の道だとおもう。
その奥は河口湖に向かった溶岩流の通り道で小御岳(右のコブ)を回り込むような道。

調べた限りでは1000年位前にこの右側の溶岩流跡のお陰で山中湖という結論。

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