2014年7月14日月曜日

爪楊枝 再使用考

爪楊枝ピッカーを買って毎日楽しく使っています。
 爪楊枝で思い出すのはオヤジ。
晩年、オヤジは爪楊枝を使うと引き出しにしまっていた。
こうして何度も同じ爪楊枝を使うわけだ。
なんとも不潔な感じで新しいのを使えとよく話したもんだ。
オヤジは笑っているだけで特に何も言わないか、時々、そうねと答えていた。

ピッカーを使ってそのことを思い出したのは食後にこれで爪楊枝と思いつつそこらに転がっている使いふるしを手にする。
手にするだけでない。
それを口に入れてしまう。
ああ、おれも不潔だ。
そこで、使い終わると折ることにした。
そして毎回新しい爪楊枝を使っていたが、ふとなにか口に角が立つ。
そうかあ、初めて使う爪楊枝は口中で馴染みが悪い。
だから、使いふるしを使うほうが気持ちいいことに気づいた。
オヤジはそれを知っていたんだろう。
それを教えてはくれなかったのはなぜだろうか。
きっと、そのうち判るということか。

一回使って、先が柔らかくなったり、バラけたり、折れたりしたものを再使用。
それぞれ、使い勝手があるが初めてのものに比べると俄に使いやすいことは保証する。
使ったものをアルコールにでも漬けて殺菌消毒かなあ。
どうせ自分の口の中だからそれもやらない。
一説によると口中は一番雑菌の多い場所らしい。
足の裏より汚いんだろう。
そんなところで使ったものをまた口に入れちゃあ口中はますます汚いだろう。
しかし、2度めのほうが確実に口に馴染むことは事実だ。

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