水出しコーヒーといえば30年以上前、近所の喫茶店「パッシー」のアイスコーヒーがそれだった。
メニューにはダッチコーヒーと書いてあった。
でかい砂時計のようなガラス製の抽出器で延々とドリップした珈琲はなんとも香りが素晴らしかった。
高級ブランディーはチョコレートの香りなんだがそのコーヒーもチョコレートの香りだった。
今、思い出してもパッシー以上のダッチコーヒーと言うアイスコーヒーを飲んだことがない。
今回、何度もアイスコーヒーをコーヒーメーカーで入れたがどうもピンと来ない。
一応、ドリップしたら即、冷やさないと濁るので忙しい。
それを冷蔵庫で数時間冷やせば出来上がるのだが苦いだけで香りがない。
缶コーヒーのブラック無糖を飲んでいるようなのだ。
そこで、水出しコーヒーメーカーを探したところ、ポットで1218円があった。
まあ、冷水ポットになってもいいかなあと購入。
朝、9時ごろ注文したら夕方5時過ぎに配送された。
本当にガラス製ポットとフィルター籠の構成だ。
材料はアイスコーヒー粉400g275円、コストコ水1L70円程度。
このキットは8杯用と作る量が決まっている。
珈琲粉は80gでフィルター籠のフィルター部分一杯。
この粉はドリップでも使っていて香りはとにかく味は申し分ない。
水はくるくると周りを巡るように入れる。
6割程度入れたところで結構、色的にはちゃんと抽出しているような気がする。
そのまま、1L入れ、あと200cc程度追加する。
この粉の高さまで水を入れてかき混ぜるとなっているのでかき混ぜる。
ただ、かき回しすぎると苦味が出すぎると書かれていたので適当に。
それで作業は終わり。
あとは冷蔵庫で8時間寝かせるらしい。
出来上がりは夜中の2時だ。
珈琲は3-4日以上は酸化して不味くなると書いてある。
味見は8時間後に。
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