ニコロ・パガニーニは17世紀から18世紀のバイオリニストで作曲家。
クラッシック音楽にも超絶技巧演奏者という分類があるようで、現代と同じ。
いわゆるテクニシャンということ。
13歳の頃には練習のための楽曲はもうなくなって自作自演。
その超絶技巧を演奏する日本人は多い。
庄司紗矢香さんは16歳でバイオリン協奏曲1番を演奏している。
庄司紗矢香 パガニーニ
辻井伸行さんはピアニストでバイオリンの曲を演奏するわけではない。
パガニーニの鐘という曲を練習曲に仕立てた方がいる。
そのリストの練習曲を演奏している。
辻井伸行 パガニーニ
練習曲だと思ってはいけない。
これが立派なピアノ曲になっている。
まあ、リストはそんなことが好きだったようだ。
つまり、彼自身ピアノの演奏曲には練習すべき曲がなかったんだろう。
いわゆるクラッシックという分類はどうも聞いただけでパスなのだ。
面白くないというよりオーケストラバックは構成が同じなのでフレッシュさは期待できない。
大勢で生演奏は素晴らしい、それだけ。
つまり、はまらない音楽。
パガニーニにしても楽しくはないがここまで鍛錬する人がいるのは驚異的だ。
しかも、超絶技巧は若くなくては出来ない。
耳もよく聞こえ、指も一番動く、記憶力もいいなどなど肉体が一番いい時だけのもの。
感性は未完成かも知れないがとにかく肉体美のようなものだろう。
そして永遠にこの芸術は引き継がれているように思えるのは凄いこと。
いわゆるヨーロッパ文化のひとつなのか。
この歳になるとこんな若さが羨ましくもある。
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