2014年7月14日月曜日

イアンソープ

イアンソープが同性愛者、いわゆるホモであることを公表したそうです。
彼の水泳選手としての実績は1998年世界選手権で金メダル。
2004年のアテネオリンピックでの金メダルで引退。
195センチと長身、痩身を生かたストリームラインとテクニックで頂点。
だれでも彼の泳ぎを真似すればいいというものではないがモダンな泳法は参考になる。
一般的に米国選手は力勝負なイメージでオージーは洗練されたイメージ。
ソープを蹴落としたのは米国のフェルプスだと思う。
彼はソープにキック力爆発技術で挑み世界を制した。

ソープは繊細な性格だと思う。
つまり、折れやすいタイプでそれでもチャンピオンに君臨したのは自己暗示だろう。
自分が分析して誰にも負けないという使命感が支えだったと思う。
彼はうつ病だということは知られている。
病気を克服して再挑戦したものの復帰は出来なかった。
彼が同性愛者だということは以前から知られていたようだが本人は否定だった。
同性愛者というレッテルを拒否したのは何故だろう。
個人的には同性愛者だろうと異性愛者だろうと性癖と水泳選手の評価は違う。
単純に異性愛が標準という考えは自分がそうだから判るのは本来理解し得ない異性だから興味が湧くということ。
同性なら理解する必要がないので単純で面白くないから興味がないと思う。
それがいいというのも判る。
基本的に性欲を含め共通している部分が根底にあるからコンセンサスはいらない。
のめり込むのも簡単というロジックだと思う。
同性愛にそれほどの理由はないと思う。
なんだか得体のしれない異性より純粋な付き合いが可能だと思うだけ。
個人的には複雑怪奇な異性のほうが面白い性格なので同性にそのような興味がないだけ。
人生、色々な試練のほうが性癖より辛い部分が多いと感じる。
それから逃れられるわけではないが逃れようとすることもあるだろう。
セックスの対象が同性だろうと異性だろうとこの歳になるとどうでもよろしい。
それよりもイアンソープの水泳選手として敬意は持っている。
才能、肉体、努力のいずれもが優れている結果が金メダルだと信じている。
彼の得意は400Mだと思う。
この競技は肉体の限界値の争いでその間の組み立てが大変。
だから選手層もそれほどではない。
一番は50M、100Mのようなモンキーレース。
単純に力勝負の世界で重要なのは集中力。
400Mはレース中の駆け引きと自分の能力がせめぎ合う消耗戦。
こんな違いはどうでもいいが、とにかく彼の今後の活躍を祈る。

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