2013年12月14日土曜日

初めてのミッドシップ

たしか肺塞栓症で入院した時だった。
2011年7月で納車時は退院直後。
病院で雑誌をちらちら見ていた。
ほんのひと月前に前立腺がんの全摘手術を受けてなんか楽しいことを考えたくなってネットで捜したのがホンダビート。
がん保険の保険金範囲だった。笑
たまたま、26000程度の走行距離が見つかり即オファー。
車検整備のついでに耐久性のないタイミングベルトを交換。
エンジン内部もほとんど汚れ無しでした。
総額で80万程度とお手頃な購入金額。
とはいえ17年ものですから太古車なわけですけどね。
雑誌の中にこんな記事がありました。
ミッドシップってのがビートの売りということで特集。
FFでセリカがでていたりして比較されていました。
基本的にはFRだろうとFFだろうとそれほどの違いを感じたことはあまりない。
たしかにアンダーだったりしますがすぐ慣れる。
所詮市販車ですから乗り難い訳ないんです。
17万kmFFで走りましたが恐いめにも合わなかった。

ビートのミッドシップ。
直ぐになれました。
というよりハンドリングは最高です。
一度、急ブレーキ、急ハンドルでスピンしてしまいましたがそれも想定内の範囲。
つまり90度は滑らなかった。
籠坂峠の下りで直線だとスーっと離れる前のスポーツカーもカーブだとピッタリ着いちゃいます。
煽る訳じゃあないですけど素直にカーブ性能は優秀だと感じました。
ノーブレーキ、シフトダウンだけでスイスイ曲がります。
ワインディングが好きなんでガンガンいきますから後輪のサスが最近泣きます。
修理屋に言ったらこれは大丈夫ですだって。
やっぱり音は気持ち悪いのよね。
あと、ウルサい。
660ccですから元々エンジン音が背中で唸る。
回転数を下げるとアンダーパワーになりますので最低でも3000くらい回っています。
アイドリングが800以上ですからねえ。
これもオープンにすると全然聞こえない。
つまり風切り音のほうが耳に着く訳です。
このハンドリングが楽しいってことです。
アンダーパワーですがシフトを一段下げるのが高回転エンジンらしい。
そうするとまたまた前のクルマを煽るようになっちゃう。
クルマが居ないとかなり楽しいです。

高速性能ですが5000回転程度で100kmですから8000以下でリミターが掛っちゃいます。
エアコンのコンプが限界5000程度なんでそれ以上はエアコンOFF。
快適に乗るには時速100kmで巡航。
十分ですけどね。
渋滞はきつい。トルクの無いマニュアルって当然停まりたくないですから車間は開く。
そのうち眠気がくるのでまたまた車間が開く。
やっぱり渋滞、発進、停止は凄く苦手なクルマです。
まだNA自然吸気なんでアクセルレスポンスに狂いは無いだけマシ。
吹き上がりがいいんで半クラが多くなる。
悪くてもマニュアルだから渋滞は半クラで脚が吊る。
これもMTだからの味と言えばいいかもしれないが濃い味過ぎる。
ブレーキ性能は普通のクルマよりいいけどセリカクラスに比べると劣ります。
軽自動車初の4輪ディスクですからそれなりなんでしょうが始めは慣れなかったなあ。
シフトダウン併用ですからまあオートマより快適でしょう。
今、2年半程度で1万乗りました。
軽自動車にしては乗ってる気がします。
家の周りだけじゃせいぜい年2000キロ程度でしょう。
それなりに中距離ドライブしているってことです。
山中湖往復で300キロ程度は丁度いい。
一日で500キロ以上ドライブしたことがありますがそれでも疲れは感じない。
有料道路はラクチン。
次はどれにするかなんて他車をみますが実際ビートで不自由なし。
2年半で故障無し。
オイルは2000キロを越えたら交換程度。
大満足な足ですが欲を言えばトルクがあればもっとよしかもしれない。
このトルクでダメかと言えば十分なんですけどね。

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