ファッションの話です。
爺がファッションというのもどうかと思いますが感じるまま。
IVYというのは大学生が英国のトラディショナルスタイルを真似たものかなあ。
真似たというか、基本的な着こなしでしょうね。
PREPPYって高校生が大学生のファッションを真似してみましたってことでしょう。
果たして本当でしょうか。
私はどちらも同じだと思います。
つまりアメリカンな自由で感じるままと言う意味です。
確かに日本で言うIVYはかなり自由度のないこれがアイビーだって決めつけている。
それはVAN-JACというアパレル主導の報道などなど色々。
決まりを守って衣料を選ぶほうが簡単だし日本人文化でもないから単なるオシャレ。
日本のPREPPYも背景は無いですよね。
例えば、竹の子族、コスプレ、アニメのような若者文化的背景が日本にあるから独特であり新鮮。
PREPPYをファッションだと言い始めた頃の日本の高校生は制服があり私服は洋服屋で売っているものを着る文化でしょう。
米国のBrooks Brothersなど衣料品メーカーは高級品でメーカーのいうカジュアルってのはリゾートファッションです。
私がアメリカに初めて行った1973年、大学生協ではチャンピオンなどのブランドがほとんどでした。
つまり日常はスポーツウエア=今のジャージ的なTシャツ文化が芽生えていました。
校内にシャツ、ネクタイなんて人はほとんどいませんでした。
第二次大戦後、アメリカ文化が成熟する過程のほんの10年程度、1955年から1964年までが日本的IVYファッションだったと思います。
IVYはボタンダウンカラーのような時代はアメリカの良き時代だった訳です。
PREPPYはアパレルがファッションアイテムを増やしたことで着こなし、組み合わせが変わっただけでしょう。
米国にはIVY,PREPPYなどアメリカントラディショナルとウエスタンファッションしかないです。
西海岸ではIVYをコンテンポラリーに自由に着こなしていた。
それでもちゃんとビーチ・ボーイズのようにボタンダウンも着ていた。
フォークソングが60年代に盛んになり学生バンドがこぞってボタンダウン、つまり東海岸の学生バンドだったんでしょうかね。
ピーター・ポール・アンド・マリーなどはコンテンポラリーでひげだらけでダークスーツ。
ウエスタンファッションは紛れも無くカーボーイのジーンズ文化です。
西部というか中南部のファッション。
これはまさに米国生粋ファッションと言いたいところですが結構ヨーロッパの臭いも漂っています。
彼らのルーツだった。
それがインディアン文化とも交わり、ハードワークに合わせた仕事着になった。
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