2014年8月22日金曜日

Brooks Brothers インド製シャツ GITMAN Bro. オックスフォード生地

左下のブルックスブラザーズは1974年NY5番街で新品購入。
まさに思い出の逸品です。
ノーアイロンですから綿100じゃあないのも変わり種。
青タグはスリムフィットと言われていた代物です。
このシャツは何と言ってもフロント6ボタンです。
今のシャツのように第二ボタンの位置が等間隔になっています。
第一ボタンを外すとVゾーンがガバっと開くので必ずアンダーウエアが必要。
今はネクタイして第一ボタンを外しても見られますが、これは襟がよれます。

左上はブルックスブラザーズジャパンの中古。
こんなプレッピーな品物はMade in USAじゃないでしょうね。
これはインド製です。
普通は反物がインド製で縫製は日本製などが通常ですかね。
ブルックスブラザーズは織物素材の生産国を表示してあるものが多いです。
これはMade in INDIAとありますので縫製もインドでしょうね。
珍しいと思います。
インディアンマドラスのパッチワーク反物です。

さてその他の2枚は
GITMAN Brosの半袖ボタンダウンです。
薄い、オックスフォードと言う感じですが薄いオックスフォード生地ってあるのかどうか不明。
とにかく、ブロードではなくソレより厚く普通のオックスより薄い感じです。
なぜこの会社という理由ですが、 ブルックスブラザーズのオーダーメイドシャツを作っていた会社のファクトリーブランドだからです。
全く同じ型紙じゃあないでしょうけど、結構高級なシャツです。
1930年代に始まったギットマンファミリーの会社ということです。
170ドル程度の既成品を作っていますが8ボタンのオックスフォードがあります。
このオックスフォードですが、かつてはロイヤルオックスフォードなど光沢がある生地でした。
よく知りませんが縦横2本の糸で織り上げ浮き沈みを付けた生地ということです。
これがいわゆるアメリカントラディショナルとして広まった訳です。
ですから、基本はカジュアルです。
ピンポイントオックスのように目を詰めてドレスシャツに使うなどあるようです。
GITMANがブルックスブラザーズのオーダーシャツを作っていた当時、有名なDan Riverというオックスフォード生地メーカーがあったそうで、その会社が潰れて生地は日本製になります。
いい悪いよりDan Riverというそのメーカーをビンテージとしているのが日本です。
2006年以前のブルックスブラザーズオックスフォードはDan Riverでしょうね。

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