2014年9月23日火曜日

iPhoneに日本企業が寄生 携帯キャリアの責任 原発再開

IIJの創業者鈴木幸一さんが日経新聞にそのような話をしている。
3日で1000万台なんて宇宙的な数字の販売台数。
まさにモンスターアイテムだ。
彼は日本企業が最新技術でiPhoneの脅威を支えているのに製品が出来ないもどかしさもあるだろう。
私も立派なパーツがあるのになんで製品が出来ないのと思う。
ひとつはiOSのようなOSを構築できない技術屋集団だから。
アンドロイドに頼れば価格勝負になり勝ち目はない。

彼はその原因を3キャリアだと断言している。
docomo、au、SoftBankがiPhoneを扱えるように成り一人勝ちの時代はもうない。
どこもiPhone需要でそこそこ利益が上がっている今切り口がない。
IIJはMVNOとしてdocomoのSIMMを供給し利益を上げる企業。
企業としてキャリアはインフラを売ることが大切という。
キャリアが機種に拘り、日本の製品は飼い殺しになる。
日本製品のメーカーも日本でしか商売が出来ない。
世界一のパーツを作っているのに世界的商品がない。
どういうことだろうか。
確かに生産は国内では無理、とっくに中国に作らせている。
iPhoneと同様なシステムなのに全く売れない日本製品。
つまり、キャリアに魂抜きにされている。
残念だが今や日本製品が入り込む余地も製品もない。
大体、インフラを持ち端末を全て規制しているなんて商売が成り立つ日本の経済政策の失敗。
そのうち、外資にキャリアが乗っ取られる前に気づいて欲しいが、目先の利益に固執する経営じゃ戦後の経済復興は起こらないし、社員もそんな気がない。
全く、若者に日本経済を支える気構えが全くないのだ。
やれ、株で設けた話などすべて個人単位。
ろくでなしのヤクザな金儲けで子孫がどうなるなんて全くないほど寂しい日本人。

これは川内原発再開反対でもが今日万単位の参加デモが行われたニュースがあった。
インタビューを受けるのは私並みの老人ばかり。
彼らは再開したら原発のツケで将来なんてないそうだ。
大江健三郎さんが原発の費用対効果について冷静に話していた。
原発はウランを買えば設備さえ作れば安い電力が作れる訳でない。
そのウランを何百年も面倒見る費用は国家予算だと思ったほうがいい。

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