黒木奈々さん アナウンサー 胃がん

黒木奈々さんは報道系のキャスターです。
テレビ局へは報道記者として入社。
すぐに独立してキャスターを目指し報道番組で活躍。
その矢先、胃潰瘍の疑いで検査を受けてガン診断。
手術するそうです。

日本は胃がんになる方が多い国です。
私も十二指腸潰瘍、胃潰瘍とH2ブロッカーのお世話に。
40代で胃カメラ検査で胃がんを疑われ生体検査。
その結果は胃がんではなかったんですが眠れない日々を送りました。
丁度、12月に疑われ1月検査でしたのでほぼ1ヶ月空きました。
その間、正月を含めほとんど眠れず。
人生真っ暗闇、不安と恐怖ですね。

数年前にピロリ菌が居るということで駆除しました。
親子で診察する医院で大先生は数が少ないからまだいいと言い、息子先生は早く駆除した方がいいという状況。
薬をのむだけなので薬剤治療に踏み切りました。
抗生物質をいくつか飲みますが、数日経つと酷い下痢が始まりました。
かなり、体力を消耗する10日間、一日中下痢です。
この治療は若いほうがいいでしょうね。
今なら寝たままになると思います。

その後、現在まで潰瘍が出来たことはありません。
つまり、潰瘍の原因は明らかにピロリ菌だった。
苦しかったけど駆除してよかったです。

ピロリ菌は私達くらいまで井戸水や汚い水を飲んだり接触した可能性が高い年代に多いようです。
今の方々は飲料水もミネラルウォーターなんてのを飲んだり、井戸水などは飲まないので安心でしょう。
衛生管理が不十分だった時代に育ったということは強い半面、悪影響は大きいでしょう。

これで胃がんの可能性はかなり少なくなった訳です。
しかし、全くならないということではないようです。
彼女は31歳で胃がんということです。
昔、アイドルが胃がんであっというまに亡くなったこともありました。
有名なアナウンサーもスキルス性胃がんで亡くなりました。

スキルス性胃がんは発見し難く、見つかるときは手遅れということが多いようです。
表面ではなく外側近くに発症することが多く、腹膜などに転移が早い進行がんということです。
発見は痛みから検査で潰瘍が発見され精密検査などで発見される。
早期ならば生存率は5年以上のようです。
どんなガンでもそうですが、手術出来るようであれば助かる確率は高いということです。

彼女が元気に戻ることができることを祈っています。

女子アナ応援団　黒木奈々