テレビドラマ。
このオリジナルが放映された当時、テレビドラマはアメリカのドラマが多かった。
すべてが夢の様な話や光景で多分、多くの人が憧れて頑張ったんでしょう。
私はどっぷりとアメリカ文化に憧れ、音楽、服装など外観ばかりでしたがね。
そんな時代に日本の縮図のようなドラマがあったんですね。
底辺に生きる家族社会ってのがテーマで当時でも時代錯誤な話ですがこれがまた奮起材料になったと思います。
そのドラマを50年、半世紀ぶりにリメイクした記念番組。
まあ、内容は高校中退の長男が両親亡き後4人の兄弟を養う話は同じです。
エピソードは現代的ですが、構成は昔。
あの当時はほんとうに日本が輝いていた。
目標もあったし、毎日が目標達成、次の目標のような日々。
丁度、東京オリンピックでオリンピック景気もあり。
東京は瞬く間にホテルだらけ、高速道路網も整備。
凄いパワーで今思えば経済ってのは金額じゃなくて人力だと思います。
今の経済は人力が衰え、金額だけが踊る気がします。
大きな金額の話は聞きますがリアリティーは無いし、若者が減り活気もない。
文化水準は上がったように見えるが幸せ感は薄い。
諸外国といっても50年前は米国一辺倒で他の国は見もしなかった。
つまり情報がないので知る由もないわけですが。
今は世界中の話題がネットで即時知ることが出来る。
そして、アフリカの窮状に可愛そうだ何だと言っている。
でも、アフリカには若い人が一杯いて活気がある。
個人的にはそれが羨ましい。
食べ物、医薬品などがないのに兵器はあったりするバランス。
これは全て、老人大国がそう仕向けているからでしょう。
確かに僅かな資金が食べ物や医薬品などに渡っています。
その何十倍もの資金で兵器を供給して戦争経済を作っている。
これがなかった日本の50年前はほんと良かったです。
ひとつは日本国憲法。
もうひとつは天皇制。
この矛盾した2つが諸外国の外敵要素を封じていた。
これも米国のお陰ですが、実は日本人の精神構造です。
向上心、単一民族、大家族、村社会。
みんな心の底で小さな国を支えるという無意識な精神。
まあ、そんなことかな。
新版若者たちを観ていて50年前を振り返り楽しかった。
果たして今の若者達にはどうだったのかです。
多分、つまらない。
確かに、ストーカー、ニート、前科者、出来婚などを絡ませているんですが、作られたハッピーエンドが嘘。
今回は誰かが自殺するとか、自閉になるとかを絡ませたほうが現代的じゃないかと思います。
刺激がないというか、平凡過ぎた。
私は毎週楽しみに見られたのはノスタルジーです。
若者たち1966 第34回(最終回)
いまこれを観るとさすが、古いし、辛すぎる日本です。
私自身はこんな記憶があります。
ひとつは 近所の両親が亡くなった兄弟が時々遊びに来ていた。
私の実家が文房具屋だったんでお客さんだった。
その子供達の話を私の母親が聞いてあげてたんですね。
長男が日比谷高校を出て結婚するあたりまで来ていました。
それと重なりますがドラマほど悲惨な感じはなかった。
もうひとつは当時、高校生1年生でキョーリンフォークソング合戦に出演して撮影中の佐藤オリエさんに遭ったこと。
番組は大学生中心で高校生が初めてだったのとオリジナルソングだったので審査員特別賞。
バンド名、ニューマウンテンどてかぼちゃ
この番組に出るために作ったバンドと曲で、SingOut Tokyoってタイトルでした。
懐かしい思い出。
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