2014年1月9日木曜日

ARPA-NET INTERNET もう55年かなあ。

現在のウエッブシステムは大昔の電信システムと同じだそうだ。
NHKの電子王国って番組のアーカイブを観れば結構詳しい。

発端は旧ソ連の人工衛星打ち上げで米国の軍事部門が焦った。
もはや、米国はソ連のミサイルで攻撃可能になったと理解。
攻撃された時の通信網の問題を最優先に考えた。

ARPAネット構想。
アーパネットは電話以前の通信手段を取り入れた。
つまり、電信が次々とリレーされて目的地に配信されると言うもの。
どこか不都合な場所があればそれを迂回して目的地に着ける。
まあ、情報ハイウエー計画などと後で言われた通りだ。
つまり蜘蛛の巣状、網状の伝達システム。
これを自動で交換(分岐発信)できればいい。
アーパネットは大学で実験されUCLA-スタンフォード-ユタと大学を結びスタンフォード経由でユタに届いた実験成功で全米に広がる。
日本で話題になる10年前の話。
だって、1960年代にネットなんて日本じゃ全くですから。
富士山ドームが1964年で富士山-東京を直接続の時代ですよ。
いまなら、携帯-基地局-携帯で届く情報ですから。
この基地局がサーバと言われ収束、分配を規則正しく行なうコンピュータな訳です。

インターネットに。
ARPAネットの時代の通信速度や情報はモールス信号みたいな量。
これを論文一つまるごと送信とか画像を丸ごととなるとこれまた色々問題。
通信速度はハードウエア的に年々アナログからデジタルになり光ケーブルになる。
じゃ、情報データはというとマチマチのプログラムで作られている。
これじゃあねえ。
これを解決使用としたのがWWWです。
統一したデータにすれば誰でもOKじゃないのってことです。
それからモザイクになり、ネットスケープの登場で一般かして日本で普及が始まるわけ。
モザイクを作ったのは学生で大学が規制したんで自由に開発出来る会社を作ったのがネットスケープ社。

当時はネット用のアプリやソフトウエアは無料が原則。
一般に公開することでどんどん開発が進むということです。
もちろんネットスケープ社も無料配布。
ただ、利用条件で企業は有料としどんどん企業から収益を上げたということです。
企業もそれを利用すれば個人から収益が上がり笑いが止まらない訳です。
GoogleやYahoo!はそれらのポータルとして検索エンジンを作り利用を促した。
目的の情報がどこにあるかが問題なんですよ。
それさえ的確なら無限に近い情報も整理され探し出すことができる。
もうひとつは暗号化。
暗号化しなければ個人情報や支払情報などが世界中に公開されてしまう。
暗号化は公開鍵と秘密鍵という2キーシステムというシンプルな方法です。
相手の公開鍵に向けて発信すれば秘密鍵が無い限り暗号です。
秘密鍵は公開鍵とセットになっている。
簡単ですけど考えた方は偉いねえ。

ちょっと勉強しちゃいました。

そういえば今はイーサネットですがこれはLANと言われ一つのサーバー起点で組んだネット。
ところがAppleトークというのが昔あってこれはサーバーレスだった。
つまり、マックが手をつなぐとそれぞれ固有のマックにデータを送れた優れもの。
つまりマックは全てのマックがサーバーでした。
放射状のイーサ、サークル状のローカルトーク。
実際には放射状の方が早いということでローカルトークは無くなっちゃいました。

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