2015年4月16日木曜日

高齢者の運動不足 犬の散歩 時間

65歳ともなるとどうも運動不足になる。
運動不足というのは動かないということでなく、動く理由がなくなることだ。
動かなければ済まされない理由。

犬の散歩は動くというか動かされる感。
退院後驚いたのは動くと息苦しい。
つまり、体力がなくなった。
25分程度の散歩なのだがそれでも疲れる。
息苦しいのはCOPDという持病もあるが入院前は自覚はなかった。
年をとるとなにかを簡単に失うものだ。
そして、それを取り戻すことはまず困難なのだ。
頑張っても維持できない体力が半月も入院すれば酷ければ動けなくなるほどだろう。
スローダウンは難しい。

朝の散歩は鮫洲運河を数百メートル歩くこと。
桜が散り、渡り鳥もオオバン10羽程度を残すだけ。
春だ。
土手に菜の花、日差しがあり冷たい風もある。
そこから車を避け細い道を歩く。
ワンコは適当に用足しをし様子を伺い、匂いを確かめながら散歩を楽しむ。

帰るとメールが入り電話。
内容は動画の削除。
なるほど、世の中、たった60回しか再生されていない動画にクレームねえ。
こっちはどうでもいいので、そさくさと削除。
動画のアップ、Facebook、このブログどれも暇つぶし。
老人はやることがないのだ。
というか、体力的にやれることが限定される。

暇だねえといわれたりする。
確かに暇なんで応えようがない。
笑えないが、時間はある。
そうだ、昔から時間はあった。
ただ体も動いたのでいくらでも時間は使えた。
しかし、老人になると暇な時間の使い方が限定される。
出来るだけ他の形でそれを使う必要がある。

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