2013年11月6日水曜日

高齢ドライバとしては笑えない話

8歳の命、奪った高齢者運転 「注意力衰え自覚してた」

  77歳のタクシードライバが見えなくて事故死させた事件。
注意力と視界が年々低下して77歳が自動車運転するのはプロドライバでも危険。

私事ですが64歳の現在でも視界が極端に悪くなっているのを自覚している。
視野が狭くなった訳ではない。
視界にあるものを自覚出来なくなっていること。
つまり、見えているが見えていないのと同じということ。
正面やバックミラー、ドアミラーでの認識は出来るが、正面の定義で言えば狭くなっている。
正面が段々、点になってきている。
本来は180度とはいかないが120度以上の球状範囲を認識出来るはず。
しかし、現実的に見えているが認識度が著しく劣る。
病気の視野狭窄とは違い脳の視認能力低下だと思う。
つまり、脳の老化現象が事故を起こすという結果だと思う。

時々、妙に遅いクルマの後方に就くことがある。
良く監察すると見極めが極めて遅い。
あるいは前方から来るクルマと道路幅の認識が低いので通過出来るのにいちいち減速する。
クルマの性能が上がりほとんどの人は気がつかないかも知れない。
しかし、60歳代からの運転は要注意なのだ。
ブレーキのタイミングは同じでも踏み込み量を間違えるのは距離感に乏しいから。
カーブでの減速なども適正でない場合もある。
クルマの運転は楽しいがその半面では危険な状況が多くなっているのも感じる。
まだ、感じるだけいいのかもしれない。
そのうち、危険だと言う認識すら受け止められない状況だってあるかもしれない。

まあ、現実的に自分では80歳程度までは大丈夫だろうと思っている。
しかし、それは自己判断でしかない。
義理の父は記憶になく電信柱に衝突して免許を返還した。
かなり、運転の上手な方でしかも安全運転だった。
私自身は人よりは上手いが安全の尺度はかなり大胆だと思っている。
これ以上見極めが悪くなれば大事故も考えられる。
事故を起こしたタクシードライバもその自覚はあったようだ。
どうしたものか。

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