馬鹿でかく殺風景なボディーなんで塗装でもするかなあと。
機関車の上下を分離しました。
3本のビスで固定してあります。
シリンダー中央に一本、運転席の最後尾左右に2本でした。
これはほとんど標準的な足回りのボディー取り付け方法です。
足回りの前方にロッドがあります。
これが3気筒の中央シリンダーの前後動を左右のシリンターに伝えるロッドでしょう。
ロッドの可動範囲は前方の受け以内ってことだと解ります。
この模型ではこの部分は不動です。
中央シリンダーは右にピストンがありロッドを前後させるんでしょう。
分解しないと判らない部分ですがちゃんと作り込んでありました。
モーターはKTM(カツミ模型店)のオリジナルです。
このモーター形式を棒型モーターと言います。
普通は磁石が両サイドを抱えるように配置してあると思います。
これは磁石が後方にあります。
磁場を軸ローターに伝えて回すんですね。
電極ブラシの前に軸受が乾いたウールを挟んでいます。
これが軸受注油になっているんですね。
軸とギアボックスはゴムチューブでつながっていました。
硬く硬化していたのでビニールパイプに変更しています。
透明なんで軸の上下にずれているのが解りますね。
動輪軸の軸箱はスプリングで上下します。
その分を入れてもちょっとズレています。
パワーロスが起こるんでモーターの頭を少し持ち上げる細工が必要でしょうか。
下回りは黒染めしてありますのでペイントはどうするかというところです。
米国で行われた前回の塗装は黒く塗装していたようで塗料が残っています。
全部で5パートになりました。
機関車煙室最前部、煙室扉部分はシルバー色
上回りの煙突部分の煙室はグラファイトという黒銀。
あとは黒一色ではなく火室部分(運転室下)はシルバー色です。
順番は煙室扉と火室部分のシルバーからですね。
次は煙室のグラファイト。
それらをマスキングして残りを黒という段取りですかね。
10年ぶりくらいの塗装なんで道具をまず揃えないといけません。
以前、大井競馬場のフリーマーケットで購入した岩田のSprint Jetというコンプレッサー。
今でもあるようです。
岩田は工業用コンプレッサーの最王手で安定していると思います。
スプレーガンは往年のオリンポス0.5mmだと思います。
このガンは優秀ですね。
大昔は殺虫剤の手動ポンプ式を使っていたと雑誌で読んだことがあります。
まあ、そんなもんじゃあ塗料がいくらあっても足りない。
工業用のコンプレッサーは空気圧の調整が大変だろうと思います。
このホビー用コンプはダイアフラムだけなんで特にエアタンクはないんですね。
脈流のエアがちゃんと普通に吹き出します。
なんでか不思議。
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