2019年3月4日月曜日

オリンパスコレクション 写真機の形

機械物が好きな性格が写真機に近づけた。
写真そのものはiPhoneカメラが秀逸でしょう。
その真逆にあるのが写真機。
つまり、単機能な機械の代表という意味。
写真機はなぜあるのかといえば瞬間を残したいという人間感覚。
所詮、数十年の生涯で永遠に残る可能性があるのが写真。
デジタルの世界では静止画。

私の時代は写真機といえば父が持っていた無名の蛇腹カメラやPENTAXの一眼レフ。
個人ではリコーオートハーフ。
とにかく、簡単で記録でき、しかもフィルムコストは半額。
小さなサイズで持ち運びはポケットで十分だった。

私にとってはカメラに限らず小さくて扱いが手ごろサイズが選択基準。
車だって今は軽自動車のホンダビート 。
車も小さいと駐車も楽チンで路肩に車が止まっていてもすり抜けられる。
で、カメラの形は昔風が好きなのは写真機を感じられる気分。
性格が歪んでいるけどまあ外国の高級モデルもニコンやキャノンには無関心。
立派なカメラだとは思うけど欲しいとは思わない。
物欲は強いが強い人間は選択も己の嗜好で他人は関係ない。

ほんの2ヶ月で選択したカメラ群はOLYMPUSのみ。
一目瞭然なのは形が古典的。
と言っても大昔ではなく、ハーフサイズカメラが大衆向けに開発された時代。
昭和のカメラブームだったんだろう。
1960年代の代表的なハーフサイズカメラOLYMPUS PENが基本形。
OMシリーズも当然昔と同じ。
右上はPEN Fのレプリカとも言える。
その下のコンデジ分野のSH-1も当時のPENモデル。
デジタルなのでフィルム装填の扉はない。
それもフィルムからSDカード記録に変わった保存方法。
全て、底にバッテリーとSDカードの収納になっている。

昔のカメラってレンズが真ん中だったがOLYMPUSはハーフが基本で偏りレンズ。
向かって左側にあるので、グリップも自然なのだ。
レンズは上段、左のOMで共通というのも嬉しい。
ニコンを選べばレンズは全てニコンマウントになる。
そう、カメラを選ぶ基準はレンズを利用できるかどうかになっている。

ファインダー付きの2機種を比べるとプリズム一眼風のOM-Dはディスプレーがむき出し。
PEN Fはモニターは反転出来るのでファインダーだけで1960年代そのものが嬉しい。
モニターディスプレーは大きくて見やすいようだが光が当たるとほぼ見えず。
ファインダーが最高なのは接眼すると電源が入る仕様でしかも綺麗に隅々まで確認。

カメラを持ち歩くのはまさに散歩が基本だろう。
私は毎日2回犬の散歩となる。
必然的にカメラを持って歩ける瞬間だ。
特に今のシーズンは渡り鳥が運河に来ていて被写体には困らない。
雨の中のオーバン。
京急の通勤電車
いそしぎ
開花を待つ蕾み

被写体には事欠かない早朝の散歩
唯一の運動でもあるしワンコの感謝。

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