2014年11月2日日曜日

物流の変化は鉄道網で

モータリゼーション、道路網などが急激に進化してそれまでの物流がトラック輸送にシフトした時代。
宅急便や飛脚便等と言われ、物流自体がこれでもかと増え続けたバブル時代からネット物流の時代。
しかし、待てよ。
エネルギー効率が悪いトラック輸送でいいのかという疑問。
モノを運ぶ手段は色々あるということを再認識する時代になったようだ。
今でも原油などはタンカーの海上輸送がほとんど。
鉄道はどうしても遅れている。
これはターミナルが置いてきぼりされた結果だと思う。
巨大な量をさばくシステムが遅れどんどん鉄道離れ。
しかし、最短距離の鉄路を大量輸送できる手段としては非常に効率的なはず。
今どき、トラックでもポイントからポイントまでのターミナルシステムが出来上がっているのに鉄道は半世紀遅れ。
これさえ、出来れば大量にコンテナ輸送出来る。
JRは新幹線に浮かれ、この貨物輸送をおろそかにしすぎたんではなかろうか。
鉄道の効率を考えれば貨物輸送が一番のはず。
ただし、輸送前と輸送後のシステムが出来ない限り使えない。
時間を争う物流で最ものろまなのが鉄道なのだ。
区間輸送は高速大量なのにそれを載せる、降ろすが出来ない。
これを何とかしないと日本の物流は破綻するだろう。
トラック輸送は道路網が必要でその整備もコストがかかる。
鉄道は専用地にレールだけでメインテナンスは単純。
最近は企業もそれに気づき鉄道をなんとか利用しようとしている。
JRはここが正念場だと思う。
安くて早い鉄道輸送を確立して長距離物流は鉄道に。

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