2020年5月28日木曜日

女子プロレスラー木村花さんの死

話題になっているようだ。
彼女の死が自殺でネットでの誹謗中傷が原因とのこと。
韓国ではよくある話のような気がする。

大昔に掲示板という誰でも意見を言えるBBSというのが流行っていた。
基本的には大学などの学生が意見交換をするために開発された物。
元々、インターネットというのは全米の学校をつなげる試みで始まった。
それは学術的な結果やレポートの交換場所みたいなデータ共有が目的だった。
つまり、情報が一気に広がり共有する目的だったしその開発は全米の大学で行われた。
そのデータをどう蓄積していくかという時代になりデータをどう集めるかという時代になった。

今、投稿しているのはブログというシステムで歴史的には10年以上あるシステム。
これは基本的には様々な状況などを発信するためのツールの一つだと思う。
一応、インタラクティブ(双方向)にはなっているものが多い。
ブログはオーナーが一方的に発言をして、読んだ人に意見をいう権利がある。
しかし、宣伝などに使われることも多く廃れていった。
現状のブログは意見垂れ流しが好きな人だけのものだ。

一般的にはSNSという誰でもいつでもネットで話題を検索して見られるようなTwitterで代表されるものが主流。
ブログよりテーマを短いセンテンスで発言するシステムが多く当然解り易いが誤解もされる。
ここに問題がある。
他人の評価が一番書き込み易い。
容姿や行動について発言することが時としてSNSの中で広がる。
検索がネット検索ではなくSNS検索で広がることになった。

たわいのない素朴な発言が時々問題となる。
異論反論は取り止めもなく拡大解釈され大きな渦になる。
その中心になるのは様々だが有名人は特に面白い対象なんだろう。
面白いし誰でも知っていることが重要だがターゲットは一々反論だが限界もある。
そして今回のように自殺という最悪の結果で終わることも多い。


インターネットの発展で数年前までインターネットとは自主規制の塊だった気がする。
それぞれの規律に従ってネットを広げていた。
今は規律が乱れ始めて収集が付きにくい時代になった。
今回のCOVID-19と同様なことが常態化しちゃってつまらない部分が存在するようになった。

防止策として2つの意見があるようだ。

相手にしない。取締りを強化する。

こんな時代をネット構築が世界を変えると始めた世代の人は思いもつかなかったのか。
便利さに悲しい出来事が起こる。

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