2019年7月2日火曜日

鉄道模型 Southern Pacific RRの4-10-2は3種類

古くから1963年にBarboa社が輸入販売したのはSP-2、SP-3のモデル。
しかも、製造当時に近い原型を模している。
製造はカツミ模型店で同社がWestside社に1974年輸出したSP-2/3モデルは後期型になる。
これは想像だがバルボア社は相当数輸出したのでそれとは変化したものを作るということだったと思う。
大きな違いはサンドドームが2つ装備したこと。
これだけの違いというわけではない。
100点近くキャスティングを増やし細密感を出している。
どちらがいいか迷うところだが、バルボア社が好き。

これはテンダーのリベット。
一つ一つ打ち出している、打ち出しリベットの古典的工法でオーバースケールかもしれないがリベットが浮き立っている。
変なキャスティングよりずっと目立っている。
これはエッチングだろう。
揃っていてこれはこれでいいところもあるが薄べったく目立たない。
この違いはモデルの主張が大きく違うと感じる。
不揃いの打ち出しリベットは味があって主張がある。

ボイラーバンドの違いも同様。

ボイラーバンドは結構目立つ。
上はスケール通りのエッチング浮き出しで下はオーバースケールだが真鍮帯を半田付けしたもので手間は相当なもんだろう。
これはスケールを超えたモデルの主張というか逆にリアリティーを感じる。
ボイラーバンド、リベット共に本物は別のパーツに違いないからだろう。
元々の見え方より元々の成り立ちのような違いだろうか。
販売価格は75から200ドルで販売されたがリセール価格は475ドルと450ドルで評価されている。
75ドルは475ドルの評価で200ドルは400ドルの評価が客観的評価になっている。
これは2009年に刊行されたBrassModelTrains Price&DataGuideの数値。
そんなわけで見る人は見ているんだろうが10年後の今はどうなんだろうか。
これ以降、刊行されていないので不明だが、あまり相場は変わらないからだろう。

これによるとSP-1は日本製は販売されていない。

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