2016年11月21日月曜日

デジタルカメラ史 極私的


これが初めてのデジタルカメラ写真。
今から20年半前のショットです。
サイズも320✕240ピクセルと今のサムネルより小さい。
今はiPhoneで十分すぎる。
それまでデジタルカメラは3-5年間隔で購入している。
それぞれ数十枚から数百枚程度しか使っていないだろう。

アナログカメラで一番使ったのはリコーオートハーフ。
36枚どりフィルムで72枚撮影して同時プリントで使えるのは10枚程度。
同時プリントも初めはべた焼きというフィルムと同サイズだった。
このなかから引き延ばす写真を選ぶという作業。
ネガフィルムってのはフィルムじゃあなんだか全然わからないからそんな方法だった。
引き延ばすといっても10センチ程度。
最後は同時プリントで一枚10円になった。

デジタルカメラは細密度が劇的に増してそれなりの絵作りも進んだ。
ひとえにメモリーストレージの進歩とともにだろう。
個人的には記録的ショットしか撮らないからデジタル一眼レフはない。

1997年、菅平で春口監督とのツーショット。
2代目のデジカメはオリンパスだった。
それは5年使ったと思う。
一番使ったデジタルカメラだった。

21世紀に無くなったのは一般商店、物販だろうか。
同時に写真屋さんもほぼ壊滅した。
残っているのはスタジオだけだろう。
当時、私の仕事は事務機販売で店頭ではプリントサービスもやっていた。
少なからず、生活の糧だった。

最後に買ったデジカメはオリンパスペン。

左から3Dカメラ、望遠ズームレンズカメラ、スナップカメラのラインナップ。

それなりに用途があって買ったんだなあと思う。
だが、それもお遊びだったから長続きしたカメラはなし。
iPhoneが出てからはほぼiPhoneを常用している。
遠くを取りたいときはあるんだがやめておこうとなる。
重い望遠ズームカメラを持ち歩く気にはならないから。
3Dは趣味の世界で結構撮っているが発表する場はない。
なぜならみるのにはそれなりの技術とか道具が必要だから。
この3台については分野的には行き着いているだろう。
もちろん、もっと描写が細かいカメラとかが出てくるだろうがデータの持ち回りの良さなどでこれが限界かもしれない。

iPhone7Plusがこのどれよりも優れている点は多々ある。
最大は低照度での撮影ショット。
これは凄いと思う。
なにしろレンズ2つで光を取り込んでいるわけで限りなくF1に近い。
もっとも光源がないところではもちろん映らない。
あとは色合いだろう。
これは永久にデジカメは勝てない。
もちろん、調整すればいいのだがオートで撮った場合ということ。
ソフトの問題なので好き嫌いの世界だからだ。
いつもiPhoneの色合いには驚かされる。
実に細部に渡り色が変化しているのでかなり細密度が高い。
つまり、スナップカメラとして最高の部類ということになる。


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