2018年8月8日水曜日

私が感じる医師の仕事状況

私を担当した医師は5年で3人。
ほぼ8時前から入院患者のデータチェック、回診、今後の治療計画など
9時から外来で午後2時くらいまで5時間。
外来は内視鏡を含めた診断で20名くらいだろう。
外来担当でない日は手術。
夕方5時くらいに入院患者のデータチェック、回診、治療指示など。
終わるのは7時過ぎだろう。
病院にいるのはほぼ12時間で救急外来で担当患者が来れば帰宅後でも電話で呼び出される場合もある。
現に私がそうだった。

これを見ていると研修医、若手は非常に過酷な仕事をこなしていると思う。
当然、流れのテンポのようなもので淡々と次々処理して行くだけだろう。
診ている患者数も100人程度だろうか。
それぞれの病状などを把握しているだろうがそう信じるしかない。
20代半ばから30代半ばまでおよそ10年はこれが標準だとおもう。
それを過ぎれば病院を移り中間管理職のような医師か担当患者を持たずに手術などの高度医療を担当するか、自営するかの分岐点になるようだ。
同一病院内で出世はあまりなさそうであくまでも病院を移る時に変わるようだ。
地方病院の科の部長が標準か。
あるいは出身校に帰り准教授になるなどもあるだろう。
病院によってはちょうど部長の席が空いていればそのまま出世する。
などなど医師は先を読みながら自分の所在を確保。

経験から現代医師の流れはこんな感じだと読んでいる。
それにしても過酷でこう言っては決めつけかもしれないが男性向きの仕事。
もちろん、女医もいるが女医のコースはまた別だと思う。
つまり医療業界は男性医を求めているのは本音だろう。
昨今の東京医科大学の入試問題を考えるとほとんどの医学部はそうなんだろうなあと思わざるを得ないしそれが需要と供給バランスだろうなあと思う。

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