2016年7月8日金曜日

2016参議院選挙の最大争点 憲法改正

選挙って個人を見極めるってこと。
じゃあ、何を基準にということになる。
今回は憲法改正についてどう考えているかがそれだと思う。
そういう部分をぼかし個人的な知名度だけってのが国民の投票行動になるのは残念。
ということはテレビでの露出度が高いとかで当選するのも現実。
それも残念だがそんな投票行動が一般的だろうなあ。

自分は生まれてずっと現行憲法下で生きてきている。
他の憲法を知らないが以前の憲法で戦争が起こったことは事実。
つまり、憲法次第で戦争になるということ。
70年近く戦争がなかった現行憲法は戦争をしないという憲法だからだろう。
それほど憲法は重いってこと。
そりゃ国民にとってそれ以上の法、コンセンサスはないことは確かだろう。
憲法解釈というのがあって日米安保条約が憲法に違反するかどうかの論争。
つまり、戦争に巻き込まれたり、仕掛けられた時にどうするかという問題。
この辺りが憲法解釈とやらだろう。
バックボーンは戦争はしないという憲法があるからその歯止めを問題視する。
だけど、なければ戦争をするしないって話でバックボーンで戦争をするとなると怖い。

条文で全てを語るわけであとはその解釈になることは判るだろう。
絶対、今の憲法で戦争が起こらないかどうかは判らない。
しかし、戦争を限りなく出来ないことは確かだ。
それを維持することに国際的な判断はないのが国家憲法の世界宣言とも取れる。
もし戦争をしないという部分がなければ世界は日本は戦争をするかもしれないとなる。
国内では徴兵することもできるかもしれない。

現行憲法はそれ一つで日本を発展させていた。
確かに制約があるのが法律だからどんな憲法を作っても同じだろう。
ただ、戦争が出来るのか、できないのかの違いは大きいだろう。
戦争なんて起こるわけないと思うのと出来ない決まりがあるのとは違うだろう。

憲法改正案はそれ一つで問題が大きいと思っている。
改正側は選挙の争点として取り上げていない。
つまり数さえ揃えば出来るということだ。
私の年齢では戦争になったところで大した問題はないかもしれない。
若い日本人にとってどうなるのかだけだ。

今回の選挙は憲法改正を認めるか認めないかの認識があるかないか。
それを決める70年で初めての危険な選挙になっている。

問題は憲法9条を変える改憲案なのかどうか。
それだけなら自民党以外ならほとんど影響はなさそう。
自民党に投票するということは結果として戦争することを認める方々ということになる。

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