2017年1月12日木曜日

iPhoneカメラのパノラマモードの湾曲を減らす。

iPhone 7 Plusになり一段とカメラ性能が上がった。
基本的には光量が少なくても綺麗とか2倍レンズが付いているとか。
カメラって絵作りするのはアプリなのだ。
カメラで重要なのはレンズくらいだろう。
よく画素数を自慢するがそれは見るサイズとかプリントサイズに関係する。
ディスプレーで普通に見るにはあまり重要ではない。
細かいディテールを写すレンズこそ命だろう。

かなり以前からカメラアプリにパノラマモードが付いている。
これがなかなか曲者。
普通に平衡感覚程度で撮影すると大きく湾曲するのだ。

画角で180度程度だとこんな写真になるのが普通だろう。
これはなんでだろうか。
これはパノラマのディスプレーショットだが、中央に矢印とラインがある。
これがパノラマの全貌を決めるのだ。
手前の道路が大きく湾曲しているが湖の対岸は真っ直ぐになっている。
つまりこの黄色いラインに載せたのはこの水平線なのだ。
ということは道路の黄色いラインとディスプレーの黄色いラインを重ねれば直線。
そういう仮説で撮った。
これはプールサイドの水と床のラインをディスプレーの黄色いライン中央に合わせて移動。
やっぱり、水と床の境目はほぼ直線で写せた。
前も後ろも歪んでいるがラインに合わせたところは直線になるんだ。
これはラインまで3M程度だったのでカメラを左右に振る時にiPhoneがかなり傾いていた。
傾けないとラインに乗らない位置なのだ。


トリミングはどうだろうか。
ラインに合わせた部分をベースにトリミングするとかなりのパノラマになる。
さすがにカットすると見難いことになるから拡大した方がいいだろう
さらにトリミングしたもの。
画質がどんどん落ちるが見やすくはなる。

パノラマは2×モードはダメなんだろう。
標準で撮り歪みを少なくしておく方が無難だろう。

ディスプレーのラインと平行に仮想ラインをトレースすればそこが直線になるはずだ。
次回はこれを試してみよう。
なんだかパノラマ写真がとっても楽しみになったぞ。

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