2019年9月16日月曜日

塗装再び Southern Pacific RR のSP-2/3 その2 下回りの組み立てからマスキング

下回りの組み立ては結構面倒でした。
一つは半田付けした部分が厚くなりクロスヘッドという部分が後ろからは入らない。

ということは組み立て前にクロスヘッドを通して組み立てるのでそれ以外のロッド類は組み立て後になる。

手練棒と言われるロッドが各動輪に動力を伝える仕組みなのでその部分にロッドが集まる。
しかも、スペーサーやら一番動力を受けるのでボックス動輪になっている。
一般的にボックスもスポーク(本来のスポークとは異なる)もその差はないということらしい。


結果としてビス留めの手順が組み立て後では出来なかった。
メインロッドが邪魔になってビスが締められないという結果。
それ以外にもロッドが動輪を擦り塗装が禿げた。


なんだかんだスペーサーのワッシャー数個が余ったのは手間がかかりすぎと感じた。
しかもワッシャーはなくてもカーブがキツくなれば関係あるがまあ、全部は必要なしとした。



もう一つは電流の流れを整えることが重要で集電側を揃える必要がある。
とにかく厄介な組み立て部分なのだ。

なんとなく先が見えてきた。


ある程度ビス留めをして動輪の極性を揃えて組み立ててからロッド類の組み立てという手順。
滑り棒の半田付けから不幸が重なった作業になったがどうやら完了。

ここで動輪の塗装の剥がれがひどいことに嘆いても仕方ないだろう。
一応、オイルレスメタルの軸箱スプリングをグリスアップした。


まあ、自己満足な部分だろうか。
錆びる部分でもないしこれって可動の抵抗になると思う。
本当はモリブデンを使いたかったが見つからず普通のスプレーグリスを少量爪楊枝で塗った。


後の組み立てはそれほど困難はない。
無事下回りのリビルトを終了。

ちょっと時間をおいてからマスキング。
一応、積もった埃を水洗いして落としておいた。
これが最後の掃除の機会になるので念入りにだが水は放置すると水垢が残る。
一応タオルで大半の水滴を拭いたので多少の糸片が付いているかもしれない。
元の木阿弥のようだがついたばかりなのでエアで吹き飛ばせばいいと思う。

マスキングはテープを主体というかほとんどでテープが届かないとかちょっとした隙間とかはマスキングゾルを塗って処理。
なんとも時間がかかる作業で細かいテープ片を切っては貼り付けるだけだがイラつく。
原因はテープのカールで思い通りにはいかない。

ひたすら2日間マスキングになった。
煙室、煙室扉、左右の火室の4ヶ所になる。
煙室扉は取り外して行う。

見た目はとにかくそうそう考え挙句こともなくあっさりと出来る。

煙室は一周ぐるりとマスキング。
黒塗り部分を露出させるという作業。


火室はパイピングが多くてちょっと手間取る。
手間取るのは小さいテープ片を着ければいいのはわかっていながらついつい大きいので済まそうとする。
この辺は正確だろうから黙って小さいテープ片でコツコツの方が「うさぎとかめ」最終的には早いと思う。

マスキングは終了した。

本体の塗装は光沢で行う予定。
そのほうがデカールを貼りやすいだろうという予測。
最後に仕上げ塗装する時にセミグロスを吹き付ける予定。

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