2022年5月1日日曜日

戦争は永遠になくならない

誰でも戦争の悲劇とか不条理は語れますが無くならない。

端的に言えば戦争は経済を担う大きな要素だからでしょう。

あらゆる需要が増えることで世界中が潤う可能性があるからですね。平和時の需要は一定でまあ人口が飛躍的に増えたりしない限り需要はほぼ横ばいだと思います。日本の今は左下がりの需要にならざるを得ないデフレで脱却の方法も見つからないというか見つけない何もしない政治家と資本家たちの知恵の無さが問題でしょうかね。


世界中で不況だと思うとその国は戦争を仕掛けるし周りは商売を見つけることになる。

端的には武器メーカーがいっぱいある米国は世界に戦争が起きていなければ成り立たないでしょうね。その為に戦争を誘発させて武器を輸出することで潤う。まあ、自由主義、民主主義を守るってのは大義名分で戦争を好む自由主義なんてないし民主主義なんてあり得ません。

あるのはひたすら利益追求ということで起こす国も起こされた国も同じ。起こされた国は利益になる場所の拡大になるだろうということで起こした国はそこから得る利益を計算する。

結論は米国の好景気は軍需産業次第ということで不景気になればどこかで戦争を起こして武器で儲けるということです。米国に限らないんです。憲法9条を守る日本だって戦争があれば儲かるんですよ。儲かってるしね。世界中が儲かるのは戦争があるからでしょうね。

ちょっと昔になりますが、当然日本が戦争に巻き込まれたのも同じです。

国内で農業は大不作でもなく国民はそれなりに暮らしていけていたが煽る産業政治家と軍隊によって戦争に引き込まれて殺されたんですよ。このままだと日本の産業は立ち行かなくなるという見通ししかできない一部の政治家と商人、権力が欲しい軍隊に国民は飲み込まれてしまった。

そう考えるとれいわ新撰組の話はわかるけど山本太郎の説明する明日生活に困るから通貨発行を増やそうってのもなんだか眉唾な気がする。

まあ、彼は日本国憲法を出して戦争が出来ない現状を肯定しているんで戦争を引き起こすことにはならないんですけどね。

米国に経済圧力を掛けられても朝鮮半島や中国本土を侵略しなければならない理由にはならなかった。ただ、日本はそれらより経済的に豊かだったんでそれを広めると考えたんでしょうかね。大東和共栄圏ですよね。欧米列国と並ぶような経済圏を作ろうというところまでは良かったけど、それを軍事力でという稚拙な行動で結局破滅させられたんですよね。


つまり当事国にとって戦争はなんの特にもならず国民が疲弊し破滅するだけでしょう。

日本は2度と戦争を起こしてはいけないなんてのは当たり前で「巻き込まれない」ということですよ。その点で憲法遵守の山本太郎の意見は正しいと思います。 

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