2015年3月8日日曜日

脳梗塞 木村和司さん 元横浜マリノス 元日本代表

58歳だそうです。
1月20日に発症のようで私の2週間前ですね。
新聞報道を見ると軽い脳梗塞で右半身に麻痺が残るが普通に話ができるようでまずまず。
3月いっぱいで退院ということのようです。
それまでリハビリ頑張ってください。
投薬治療は私と同じでしょうね。
早期発見だったと思いますが手術は無かったとのこと。

年齢的には私と7歳違うだけですね。
私の場合は麻痺はありませんので 症状はちょっと私より重篤かもしれません。
こういう報道を見ると絶対に気になります。
比べるのは失礼ですが自分がどんなに苦しんでいるかを考え、その方の回復をお祈りするばかりですね。

脳梗塞が怖いのは一瞬で必ず何かを失うことです。
何かはほとんどが身体機能ですが、精神的にも大ショックで私も油断すると躁鬱になりそうです。
その感情は、自分の社会的生きがいとか存在を自分で拒否します。
今まで通りではないことを強く感じ、あれも出来ない、これもダメかもしれないと後ろ向きです。
その結果、厭世観が漂い、再発を恐れます。
脳梗塞の再発は50%以上のようですから。
普通の病気はさあ治ったぞという一瞬があります。
しかし、脳梗塞には後遺障害が残ったぞという残酷な気分が支配します。

私より重篤と申し上げましたが それは個人的自己満足です。
いやな言い方をすれば、こんなに重篤な方もいるから立ち直ろうというきっかけ作りです。
人は残酷でそういう気持ちをテコに立ち直ろうとします。
自分より後遺障害がある方もいるから頑張ろうってことです。
これは宗教的にはどうですか。
人の不幸を喜ぶということではないかもしれませんが同様な感覚意識が働いている訳です。
とても卑しいことでもあります。

しかし、現実に自分の不幸を憂うより力を得たいというのは神も及ばない人間の本性だと思います。
いずれにしても立ち直る力、どこまで回復できるか、回復したいと望むかそれしか方法がないと思います。
神に祈ったところで立ち直れるとは思えません。
自分の力で立ち直るしかない。
後遺障害は現実です。
それを認め、受け入れ、ともに生きていかなければと思いますね。
ちょっと、大袈裟かな。笑
まあ、人間なんて不幸だと思ったら不幸な人は一杯いるし、皆さん自分なりに受け止めて自分の幸せを見つければいい。

病気になることを心配するより、健康なうちに出来ることを楽しむべきですね。
私もそうだったから、病気を受け止められている。
これからはどうなるかわかりません。
救急車の中でこれは大変だ死ぬかもしれないと思いました。
次に今まで幸せでよかったと思いました。

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