2015年6月20日土曜日

梅雨時のビート整備

梅雨の晴れ間は高齢車整備。
車齢22年のビートも油断すればポンコツ。

基本的にはちゃんと水洗いしていれば大丈夫でしょうね。
泥やオイルなどをほっておくとどんどん朽ち果てる。
まあ、それもよろしいのですがビートはどうもその手は似合わない。
ステンレス製の噴霧器が20年で壊れました。
今度はプラ製で価格は1/20程度。
ステンレス製は本体が非常に重いのが難点でした。
今度のはバケツ程度ですが圧は足りない。
安全弁からすぐ吹き出ちゃうのが難点。
もっとも、クルマを濡らして泥、タールを浮かす程度ですから十分かな。
普段はバケツにスポンジですがそれよりちょっとだけマシです。

ポリッシュは水を拭き取ってからルーフ。
ソフトトップ専用のポリッシュで汚れごと拭き取ります。
屋根材は22年経過とは思えないほどしっかりしていますね。
表面加工がいいということでしょうか。
セリカのトップは裏面加工で防水していましたので表面にカビが生えました。
ビートのトップは薄くて軽いんですがしっかりした製品です。
アーマオールでもいいと思いますが一応専用のポリッシャー。
ウインドーのシールですがゴム製。
これはラバープロテクトを使います。
塗布してすぐは防水効果が薄れていますが染み通ると完璧です。
ウインドーはルーフが縮んでいるのでかなりむき出しになっています。
この辺がビートのキモですかね。
もともと、雨漏りは計算ずくの時代だったこともあるんですが思いの外、雨水は侵入してきません。
ただし、一度ドアを開けこのゴムシールを濡らすと雨が侵入します。
この部分の水滴を拭き取る手間が必要ですね。
車齢も20年越えて剛性も落ちていますからかなり歪みます。
この辺は理解して乗っています。

プラ部分はプレクサスで仕上げます。
後ろのビニール製ウインドーもプレクサス。
ヘッドライトケーシングなどプラは全てプレクサス。

ボディーはバリアスコート。
とにかく持ちがいい。
半年は水を弾いています。
磨くというより塗る感覚です。

タイヤ、ホイールはアーマオールで済ませています。
本当は違うと思いますが天然素材なんで維持としては一番ですね。
ただ、雨に濡れるとすべて落ちますので頻度が大変です。

小さいクルマでも1時間半程度掛かります。
バケツで水洗いなら30分以下。
これに内部の掃除機をかけるとまた30分ですね。
こざっぱりとしています。
オープンで乗るにはこのくらいが適当ですね。
今の時期は雨に遭遇しますがこれで濡れたら水を拭き取れば大丈夫。
つまり、ピッチも落ちる状況です。
また秋になったらワックスコートします。
来月は車検です。
この状態なら大丈夫です。
年数が経ったクルマはオイル漏れさえなければ車検は通ります。
オイルがにじみ出ると車検通すのが大変ですけどね。
幸い、走行距離が4.5万キロ程度でオイルは3000キロ弱で交換していますので減りはなし。
WAKO'Sのオイルですが吹き上がりはかなりいいです。
毎回6000回転以上あげますのでオイル次第です。
セカンドで60キロ目安ですかねえ。

5万キロ超えたらタイミングベルトの交換を考えますが今回はパス。
動力系統は絶好調なのであまりいじらないほうが無難ですね。
表面のクリアがはがれているアエスポーラー、リアゲートは再塗装したいんですがクルマ屋が塗りたがらない。
気になるのは運転席側のライトハウジングの曇りですが
この程度ですからどうですかねえ。
ただ、左右でみると若干の曇りかな。
車検は最低で通します。
別々にクルマ屋に頼んだほうが分かりやすくていい気がしますね。
なんでも込み込みで頼むとありがたみが薄い。

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