2013年12月9日月曜日

三菱・i

今は電気自動車になっちゃました。
遊園地だね。
かつて660cc軽自動車だった。
少し話題になったのはダイムラーのスマート風だったから。
提携していたんでテッキリOEMかと思いきやそうでもなかったらしい。
このクルマ欲しくないのは5ドアセダンってなんでしょってことです。
軽のセダンは4ドアでしょ。
スポーツでもないのに4ドアって作りなのか、スポーツで売りたいのか不明。
中古市場で60万程度なんでお気軽なんですけどね。
この手のデザインが好きな向きには受けるだろうけど中途半端な感じが拭えない。

このクルマについて書く事無いんですが記事稼ぎというか電気自動車で見つけた。
現状はどうなのよって感じです。
エンジンだった時代、可変バルブ採用だった。
これビートと同じで少し頑張ったんでしょうね。
その割に全く売れなかった。
デザイン的にかなり目立ちますので売れているとすぐ判る。
可変バルブってピストンの上下動でタイミングを合わせるってことでしょ。
この手は3連キャブとか昔から結構凝った作りのタイプです。
エンジンは正確に動いているようでそうじゃないってことです。
吸気のタイミングがズレると定格の出力が出ないこととエンジンが歪む。
基本的に複数気筒だとズレて当たり前というかズレないようにすると硬直しちゃう。
エンジンのクセでズレる訳でなくスロット加減なんでしょうね。
そこで可変バルブで調整。
これは電子制御が基本でしょうけど、ビートはディストロビュータなんだよね。
ということでVTECでなくて多連スロットルと特殊機構なんですねえ。
これもF1の技術らしい。
吸気は混合気にする必要がある。
まあ、3連キャブのようにキャブ毎に吸気を考えればそりゃ高性能です。
ところがキャブは一つでということになると吸気スピードが直接性能に関わるってことでしょうね。
この辺を売りにしても売れない。
ただし乗ると一発で気に入る。
まさに人馬一体を具現化するわけですよ。
そりゃもっと早い馬もいるけど一体感がビートの信条なんだなあと乗って判る。
破格に楽しいのは満足感ですな。
ビートに否定的な方はビートの非力を問題にします。
確かに非力なんでしょうがだから面白い。
AZ-1なんかレースカー並みですが真逆に強力を制御する楽しさなんですかね。
しかし、ビートの最大アドバンテージは乗り心地ですからそれに見合う非力ということです。
バランスなんだよね。
スポーツカーにバランスは要らないのでビートはスポーツカーじゃないアミューズメントカーという位置付けがここで理解出来ました。
押えて乗る楽しさか最大に引き出す楽しさかでドライバの性格が違うしね。

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