富士山は成層火山という形態に定義されている。
これは富士山の火口が何度も爆発噴火をして溶岩流により作られた山ということ。
一回の爆発噴火ではないという歴史。
コニーデとも呼ばれるその形態以外にも火山形態は存在する。
阿蘇山のように火口が広がり窪地になりまたその中に火口があるなどカルデラと呼ばれる。
一般的には成層火山が富士山なのだが事前に幾つかの噴火があったことが認知されている。
もともと海底にあったとされている富士山が噴火するまでには相当な期間があったようだ。
伊豆半島が本土と衝突するまでに幾つかの噴火があったにちがいない。
始めに噴火をしたのは10万年以上前らしい。
それが小御岳と呼ばれ山中湖から見ると右肩のような山。
その火口からでなくズレた場所から富士山の火口が出来たのが2万年程度前。
つまり、八万年もの間、小御岳しかなかったようだ。
小御岳にくらべ富士山の歴史は2万年と1/5程度。
複成火山とも言えなくはないが多分その構成火山が少ないのではないだろうか。
それでも300年前に左肩の宝永山が噴火し、以来噴火は起こっていない。
多分、今後起こるとすれば富士山火口ではなくその周辺かも知れない。
となると随分富士山の姿も変わるだろう。
富士山火口だとすればこれ以上の高さになるのか低く台形になるのかわからないようだ。
fujigoko.tv-富士山噴火史
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