2013年12月19日木曜日

関東学院大学ラグビー部 春口監督解任

ラグビー部の育ての親。
ついに解任ですか。
全く意表をつかれた学校側の措置です。
今季の成績不振ということですが2部降格シーズン2部2位で入替戦敗退。
昨季に比べ若い選手の成長で来季はと希望を抱かせる成績でした。
確かに大学選手権チャンピオンの面影はありませんが未来を感じさせるシーズン。
成績不振ですか。

今季は1.2年生中心でのチーム作りの原因でしょう。
昨季、1部全敗降格の原因を粛正ということです。
大学ラグビーは教育の一環です。
しかも若い選手達の生活管理を把握するのは大変なことです。
そこにルールがありそのルールを守れない選手に問題があります。
昔から同様な問題はありましたが我々世代には理解出来ない行動が出て来る。
その辺の選手達とのすれ違いが大きいのかもしれません。

強くなる意識と自己管理が全く違う。
私たち世代は自己管理が出来ない人は大成出来ないと信じています。
ところが昨今はろくに自己管理しなくても金を稼げたりしちゃう。
私の意識はもう化石かもしれません。
同世代でも呆れるウソを平気でつくような都知事もいる訳ですから。
価値観を決める要素に自己管理能力を不要とする風潮。
しかし、イチローは自己管理で頂点を目指し歴史的アスリートになっている。
そういうことです。

監督として管理者として教育者として油断があったのかもしれません。
ひとつの大事件が起こる原因はその何年も前から始まっていることが多い。
それを断ち切るには新しい力が絶対に必要です。
春口監督の功績が消える訳ではありません。
彼の信念を全うした結果だと思いますので満足しているでしょう。
お疲れさまでした。

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