2013年12月20日金曜日

冬季の水泳指導 長距離泳法

例年ですが泳ぎ込みます。
泳力は関係なくひたすら泳ぐだけになります。
スタイルはクロールだけ。

理由はいくつかあります。
ひとつは2月に長距離記録大会があること。
寒い季節で体を作る、温めるのに適していること。
心肺能力を高めておくこと。

大会は日本スイミング協会が主催で各クラブが練習した選手の公認記録を融くことが目的で年齢別全国ランキングがでることで励みにもなると考えています。
長距離は時間が掛かるので大会自体が非常に少ない。
マスターズ競技会は年に1回長距離大会があります。
あと、24時間スイムなどのルマン形式の大会もあるようです。
夏は海で遠泳大会が全国で開催されます。

寒い季節に泳ぎ込むことは大切だと思います。
春からの競技会に向けて持久力を付ける。
心肺能力は水泳の特性である腹式呼吸の横隔膜強化と酸素摂取機能強化です。
しかし、単純ヘモグロビン増加とは違います。
基本的に水泳など運動を続けることで酸素摂取は強化されますので一段アップを計る。
横隔膜強化といっても横隔膜は筋肉ではありません。
つまり肺を広げる為に横隔膜を上下させる為の筋肉を使うことです。
日常生活では胸式呼吸ですから横隔膜を動かすことはまずありません。
日本は風呂で肩まで浸かりますからその時は腹式呼吸でその程度です。
半身欲ではとても腹式呼吸にはなりません。
肺機能は年間50cc程度低下し続けるのが老化です。
走るだけで息が切れるのは当然ですから老人が走るのはあまり見かけません。
それより太ももの筋力減退や関節の柔軟性低下で転んで硬膜下出血 したら大変。
これらを水泳で少しでも改善出来ればと思います。

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