逗子に行ってまいりました。
狭い街なんですけど最近は昔ながらの名店が少なくなっています。
逗子の洋菓子はやっぱり珠屋。
サイトをみると表紙に出てくるのがこれ。
本日、珠屋のピーチロールを頂きました。
このフランス映画に出てきそうな包装紙。
色使いがモダーンな訳です。
戦前から逗子族という別荘族が居まして御用達。
とにかくYour Confectionery on Zushi-Ginza Streetと書かれていますよ。
昔は違ってたようなきがするけど。
このアナログ感がシャンソン風。
なんだか蒸気機関車の動輪風シンボルですよ。
こうやってしみじみと包み紙がイントロです。
ピーチロールです。
しっかりしたボックスに引出し状の台紙にどーんと乗っかってる。
重いのよね。
今の時代では考えられないほど分厚いカステラケーキでくるんでいます。
これが素晴らしいモチモチ感な訳です。
つまり、薄くスライスしたピーチや濃厚なクリームもこのカステラケーキを引き立てるための小道具だと思い知らされるほど気持ち良い弾力と粘り。
相当撹拌した材料だと判るなあ。
とにかく、懐かしい高級な味わいです。
今どきの薄っぺらい、食べた後どんなもんだったか不明なものとは全く異なるケーキ。
食べると、胃にどっしりとした重みを感じちゃいますよ。
とにかく、お大尽になった気分。
ケーキってもともとそうでしたよ。
めったに食べないので、食べた時はそういう甘い幸福感で満たされていましたね。
まず、最近ではこのようなドッシリしたスゥイーツはないね。
異次元のスゥイーツということです。
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