2014年2月24日月曜日

前立腺がんの病院選び

先日、知り合いの方から前立腺がんの相談を受けました。
彼は早期の手術を望んでいるようです。
某病院で生体検査手術を受け、 グリーソンスコアが悪性を示す8とのことです。
そこで手術を強く勧められたようです。
前立腺がんは腺癌が殆どで進行は早くないが転移する可能性が高い癌と認識しています。
幸い彼の場合は3回目の生体検査で見つかったようです。
私の場合は癌が前立腺に点々と点在していたようですが彼はカタマリのようです。
色々と人に寄り千差万別なんでしょうか。

前立腺がん全国病院での診断数

これをみると私の手術した病院は6番目のようです。
地域的に人口が多いので当たり前かもしれませんがそれでも多い。
前立腺がんの手術は近年、米国ではほとんどがロボット手術のようです。
日本でもロボット手術が保険適用になったようです。
何故ロボット手術が主流になるのか。
かなり難度が高く、養成するのに時間が掛かることに尽きると思います。
ロボット手術は直視ではなくディスプレー上でということですよね。
どんなに出来が良くても3次元では見えていない。
確かに手が震えてメスがミスってのはないでしょうが一定の精度など標準的な術式は出来る程度だと思います。
術式を心得た医師で経験があれば観ただけで色々な判断が出来ると思います。
その辺の差は大きいと思いますから名医を選ぶ事が出来ればロボットよりいいでしょう。
ただ、名医は少ないですから難しい選択ですね。

私のようにネットで実績を調べ上げて受診した結果がいい結果だったのは幸運です。
相談者には選択肢のひとつでNTT関東病院を受診してみるように勧めました。

0 件のコメント:

コメントを投稿