富士鹿切手
つまりずっと売っていたわけです。
大正11年で関東大震災の前の年になります。
震災切手というのも翌年発行されましたが富士山。
この時は大蔵省印刷局は火災で焼失したので民間会社ですがこの富士鹿は印刷局。
当時の通常切手は5厘から10円までありましたが富士鹿は4銭、8銭、20銭の3種でした。
斬新なデザインです。
面を3ディメンションして富士、天皇御紋、シカと絶妙に分けています。
初代航空切手、というより海外向け郵券の走りです。
これで世界の人に「日本よいとこ一度はおいで」
原画
風景切手
この手は観光のデモンストレーションの走りでしょう。
1926年7月5日発行になっています。
日本初の観光切手ということになります。
描かれたのは富士山、日光陽明門、名古屋城でした。
いずれも外国人が好んだ題材でしょう。
富士は日本一の山という歌がありますから。
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