あなごってのは東京湾名産で江戸前寿しでもお馴染み。
見てくれは非常に悪いが柔らかい肉質で食べやすい。
食感より味なのかもしれない。
寿司で鰻よりあなごなのはなぜだろう。
もともと鰻は蒲焼という調理法でいただくもので寿司ネタとしては難しかったのか。
あるいは東京湾では取れなかったのかも知れ無い。
最近みかけないのは蝦蛄(しゃこ)これも東京湾特産品。
身のあるしゃこはエビより上手い記憶がある。
どちらも甘ダレでいただくのが一般的。
江戸前で取れるエビは一匹ものでせいぜい10センチ程度の雑魚網漁だろう。
鮫洲と立会川の境にある蕎麦屋さん。
立会川寄りには高くて有名な吉田家さんがある。
お蕎麦は手打ちだがどうもあのか細い更科そばは口に合わ無い。
鈴の家さんのお蕎麦は製麺所そのまま風で特段売りにはならない。
蕎麦としては立ち食い蕎麦並み。
ここはどちらかといえばてんぷら屋さんかもしれない。
てんぷらの品数が多い。
閉店間際の8時40分ごろに到着。
迷うことなく、あなご天丼を注文。
待つこと15分程度でこれ。
ミニ蕎麦と味噌汁は選択制。
小皿はおしんこと椎茸の煮もの。
結構上品。
あなごは丼にあまる大きさで2本。
茄子とシシトウが彩りを盛り上げる。
お味は天つゆであなごはほとんど味がない。
上質の脂身だろうがてんぷらなのでそれほど脂っこいものではない。
かりかりの揚がりで中はプリプリという塩梅が美味い。
一気に10分もあれば食べ終わる。
ご飯は控えめであなごが余る。
ご飯大盛りでちょうどいいと思いながら食べた。
しかし、年寄りにはお腹いっぱいになる量にはちがいない。
これで1100円というリーズナブルな夕食。
家から500M程度ぶらぶらと歩いたが美味いものを食べるにはちょうどいい距離。
数日前から食べたかったんで大満足。
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