2015年5月21日木曜日

水泳参加者からの闘病への質問

結構長く水泳指導を受けている方から質問。
といっても水泳に関してではない。
病気からの立ち直り方について。
脳梗塞からなんで立ち直れたかということ。
私自身は立ち直っていないんだがハタから見るとそう見えるようだ。
立ち直っていないというのは私自身の中の問題。

その方は若い時に大病をされて結構経験者。笑
いまでも私と同じ病院に通っている。
前立腺癌で入院中偶然に病院で遭遇。
前立腺癌、脳梗塞と確かに立て続けに大病なんだなあ。
しかし、病気はなった方が腹が座る。
何をすればいいかははっきりと理解できす。
ただ、それが出来るかどうかは別。
同級生には完璧に出来るのがいる。
しかし、私はちょっとできないこともある。笑

脳梗塞退院後に1週間程度はリハビリを自分でやりながらこれってどうなっていくんだろうと考えた。
突き詰めると元には絶対に戻れないと悟るというか諦めるというか。
諦めると悔いが残ると考えた。
つまり、悟ってしまえばいいだけ。
その時に躁鬱な気分が無くなったように思う。
そんな説明をしたような気がする。
彼曰くそんなもんですか。
彼は私の性格を熟知しているし、彼の奥様とも親しい。
つまり、私の突き詰める性格から躁鬱になるんではないかと心配してくれていたようだ。
ありがたいが病人にそんな悠長な暇はない。
時間はあるが暇はないということ。
病気と対峙すると最後はこれをどう乗り越えるかになる。
次々と問題は起きるから暇はないのだ。
解決を病院や医師など人任せにすれば暇すぎる。
しかし、自分の責任で解決しようと思うと全く異なる。
考えてみれば、ワーファリンの服用量について、医師の判断は正しい。
しかし、それを守れば出血に対処できない。
そういう問題はあり得る話だ。
症状が真逆の場合はどっちを取るかの決断を自分がしなければならない。
医師はより良いアドバイザーでいてくれればいいだけ。
逆に自分の診断に従わなければ診ないなどと医者が言えば見切ればいい。
別に病院、医師を見つければいい。
確かに単一病院で病気を全て管理しているのは便利だ。
しかし、便利だけでは難しいこともある。

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