HONDAのSラインはピュアスポーツしかない。
S2000は中途半端な2シーターで終わった。
本来はミッドシップであるべきが時代遅れのFR配置だった。
これだけでピュアスポーツ失格。
確かにS800までの時代はライトスポーツはFRと相場が決まっていた。
逆にRRなどはタイヤ限界からスポーツは無理だった。
ビートはライトアミューズメントだというのは乗れば判る。
とにかく緊張感が楽しいし乗ることでワクワクする。
スポーツは体を張る様な緊張感があるはず。
ゆったりもっこり乗る様なクルマではないと断言する。
まあ、そう言う乗り方も出来るというのがないのだ。
クルマの限界まで緊張して極めるのが楽しみなはずだ。
S660はあきらかにビートとはコンセプトが違う。
マイクロスポーツという新しいジャンルに踏み込むはず。
サイズからすればS600より大きいかも知れない。
現実エンジンは一割大きい。
ビートよりタイトなキャビンに見える。
それが正解でビートは80キロの私が乗ってもタイトではない。
キャビンに入っただけで緊張する様なことはなくワクワクする。
サスペンションもハードではない心地よい乗り心地。
ゴーカートのような実用車。
ミッドシップでもビートはNAでS660はターボ。
これって同じ出力で制限しているけど絶対に違う感覚だと思う。
NAはちょうど3連キャブのようなレスポンスで高回転。
ターボだとレスポンスより過給器で強制する出力。
多分違いは乗り心地より感覚的だと思う。
オープンエアでビートはソフトトップ。
S660を幌トップにするにはどんなもんだろう。
どう考えてもハードトップしか浮かばない。
なんでオープンエアにしたのかすら不思議なスタイル。
一般的に共通点は4点。
軽規格、同出力、ミッドシップ、オープンエア。
クルマで重要なのは思想だ。
スポーツという括りの思想とアミューズメントという括りの思想。
あきらかに違う。
私の現状はクルマに乗るのはせいぜいあと10年。
ビートは35000キロ走行だから10万キロがいいとこだろう。
そこで75歳近くになって運転出来ればS660もターゲットかな。
じゃ若者が乗るのか?
200万程度だから乗れないことはない。
妻帯者やファミリーは対象外。
リタイア組は一般的には乗らない。
つまり、20-30代独身がターゲット。
ビートの様に年間2万台売れるかと言えば無理。
ビートは20年前、若者と40-50代がターゲットだった。
その人口は数倍ちがう。
それで2万台だからせいぜい5000台いくかどうか。
いけば大成功というか日本の若者力だろう。
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