2013年11月28日木曜日

山中湖のフジマリモ

つい最近本栖湖でフジマリモの生息が確認されたようだ。
フジマリモが初めて見つかったのは山中湖だった。
それから富士五湖すべてで発見されたということは5湖がなんらかで繋がっている。

小学2年当時、山中湖で避暑生活を送ったが岸辺にコロコロとみることができた。
幾つか拾い牛乳瓶に入れて東京に持ち帰った。
大学時代まで部屋にあったような気がする。
その当時、山中湖の水質は透明度が高く 訪れる観光客も少なかった。
旭日丘にボートと馬がいて良く馬に乗った覚えがある。
近くの桟橋にヨットが1,2隻係留してあったが乗る様子はなかった。

一時、山中湖のフジマリモは絶滅したと言われていた。
2007年、今から5-6年前に調査しフジマリモ種の生息が確認された。
写真を見ると唯の藻のようだ。
つまり、丸くないもののようだ。
現在山中湖の湖底には1M以上のヘドロがあるらしい。
下水道ほぼ100%になった理由はそのへんかも知れない。
これからはもっと自然を守る取組みが行政も住民も必要だろう。
エーブル山中湖は自家沈殿槽で汚水濾過を行なってる。
ほとんどのマンションがそうらしい。
観光に力を入れれば自然が破壊されるって図式は都会の汚染と同じ。
自然が観光資源なのにその資源を食尽すってのが人間の営みなのかもしれない。
1957年当時の写真だがこの道路が旭日丘に向かう湖畔通りで当然未舗装。
道沿いにはポツポツと掘建て小屋のような別荘。
向かって右が山中湖で左が富士山。
今や立派な道路になっている。
エーブル山中湖側はほとんどあぜ道というか小径だった様な気がする。
ホテルマウント富士の丘にはピクニックに行った記憶がある。
木もない野っ原の山というより丘だった。
開発で自然を失ったのはほんとうに残念。
バブル時代前はまだ良かったに違いない。
山中湖でフジマリモが立派に成長出来る環境作りが大切。
ブラックバスの放流などもってのほか。
確かに集客であれこれいじくりまわした結果だが、大自然が目的の観光客を集めることが大切。

0 件のコメント:

コメントを投稿