物価を考えても電力料金って原子力発電のおかげで安いなんて思っていました。
確かによく抑えられた料金なのかなと錯覚します。
東京ガスのガス料金は暖房をガスに変えるだけで電力より安いと思います。
直接燃やすので熱は簡単に取れますからね。
電気は発熱装置が必要なんで高くなるのは当然でしょう。
日本の大きなビルで全体がガスで暖房なんてないでしょう。
安全性から見ると電気は安くつくことになるかもしれません。
都市ガスがない地域ではオール電化しかない。
プロパンガスは異様に高価です。
エネルギーとしては電気のパフォーマンスが一番ですか。
戻りますが、原子力発電で得たコストとは別に寿命が来た時はどうなるか。
これは廃炉という段階のようです。
しかし、現実的に完全に廃炉は出来ない。
核物質の貯蔵などを含めもう元には戻せないという現実です。
もはや原子炉が必要なのではなく、作ったからには最大利用してコストパフォーマンスを稼ぎ出し後はそのツケを地球に残すみたいない短絡的なことしかありません。
今ある原発を止めてもただコストがかかり続けるだけなんです。
もんじゅというリサイクル型の研究炉に1兆円投資しているそうで、廃炉に3000億。
完全ではない廃炉にです。
別の場所に核物質を貯蔵し続けるのにそれだけかかるということです。
研究炉の一部も廃棄は不可能でしょう。
これが今後日本に残された大きな負債です。
世界中でまだエネルギーを原子力に頼っている国は多い。
これからアフリカや東南アジアでも作られるはず。
それから数十年後に同じことが繰り返される。
逃げ場はない世界です。
それが判ったところで後の祭りですが、失敗は繰り返さないほうがいい。
取り返しのつかない失敗でしょう。
しかし、もはや逃げる手立てもない。
単に馬鹿げたものです。
これは失敗を取り返せない究極の惡でしょう。
廃炉に3000億の「試算」
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