2019年8月22日木曜日

サザンパシフィック鉄道 SP-2,3を塗装する 3 テンダー上部

さてエアブラシを購入しましたのでその気になります。
道楽というのは金を使ってナンボの世界です。
新しいものがないとなかなか手が動きません。

今回はテンダーを塗装します。
テンダーとは日本では石炭を燃やし水を熱し蒸気の力で走りますから蒸気機関車。
アメリカの鉄道はそれぞれ会社によって石炭、石油のどれかになります。
そうそう、アメリカの鉄道は全て私鉄です。
東海岸と西海岸を結ぶ大陸横断鉄道はアメリカに大きな産業革命をもたらし一気に経済を豊かにしました。
この大陸横断鉄道は国の援助、例えば鉄道の土地を無償で与えるなどでしたがあくまでも私鉄です。
横断鉄道はユニオンパシフィックとサザンパシフィック鉄道によってゴールデンスパイクがユタ州で打たれ繋がりました。

そのサザンパシフィック鉄道は石油を燃料にしています。
テンダーはいわゆる石油タンクで形式はいくつかで統一されています。
多分走る距離で決まっているんでしょう。
サザンパシフィックは北周りだけでなく南回りでテキサスヒューストンまでの大陸横断鉄道でもあります。
テキサス&ニューオリンズ路線です。

今回のSP-2or3はサザンパシフィック籍で南回りはあまりしなかった機関車です。
3シリンダーで4-10-2と大きな機関車です。
テンダーも結構な大きさで関節型(アーテキュレイティッド)キャブフォワードなどと共通です。


1度目は岩田のスピリットコンプレッサーにタミヤ製0.5ノズルで吹きました。
塗料はガイアノーツのセミグロスブラックをリターダーを半分の量で希釈したもの。
0.5はかなり大量に噴霧しますので作業は楽です。
細部がまだ薄いんですが希釈した3cc程度が無くなったので一旦終了。
ガンを清掃します。
エアブラシガンですが、最近のはメインテナンスが簡単です。
2-3回洗浄液(指定)でうがいをしながらノズルをティッシュと綿棒で塗料を落とします。
うがいはティッシュをノズルの先に当て空気をタンクに回します。
タンク周りはうがいで十分綺麗になりますがノズルはちょっと慎重にです。
ニードルが曲がったりしないようにノズルを掃除するのが当たり前でしょうか。
洗浄液が透明のままでノズルの塗料が落ちていればOK。
それで次回も快適に塗装できる。
ものの数分ですが小物の塗装だと吹いている時間より長くなります。

それから0.3ノズルのガンに変えます。

3回目、つまり塗料カップに3回塗料を入れたということです。
ガイアノーツ のセミグロスってほぼマットに近いと思います。
ラッカーなのでそう感じるのかもしれません。
以前使っていたスケールコートのセミグロスはもう少しシットリした上品な感じでした。
エナメルラッカーだったからでしょうかね。
ただ、乾燥は24時間以上かかりますので能率が悪すぎる。
クイックドライという液を半分程度加えると数時間で乾燥しますがね。

これで残るは機関車本体になりました。

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