一応の作業手順で切り抜き、水張り、ソフトナーと進みそれぞれ乾燥時間を入れながら丸一日で貼り終わった。
貼り終わるというのは処理として残っているものがある。
オーバーコートをしちゃうと直せない、リベット部分の気泡とかあらゆる気泡を潰す作業が残っている。
今回、マズかったのはほぼつや消し状態のザラザラ表面がデカールには厄介な問題。
ブライト塗装の方が良かった。
反省し次回はブライトで吹きつけよう。
何しろ金属モデルのラッカー塗装は初めてなんで何が起こるかわからない。
わかったのは乾燥がめちゃくちゃ早い。
塗面が薄い傾向になる。
吹き付ける距離が近い方がいい。
何度か吹き付けて厚みを出す。(今回は3回程度で不足)
表面が平滑になるにはブライト、光沢の塗料を使わないとデカールが気泡だらけになる。
この肌合いではデカールが塗面にしっかりと着かず気泡もできる。
ソフトナーで何度も修正したが難しい。
使ったソフトナーは
マイクロスケールの純正「Micro SET」
ミスターのマークソフトナー。
MICRO SETはお酢、酢酸の作用で柔らかくするようだ。
ミスターは科学薬品、水溶性だろう。
気泡はソフトナーと縫い針、綿棒を使う。
まず縫い針で穴をあけソフトナーをつけて柔らかくして綿棒で抑える。
そんな手順だが結構荒っぽいと思う。
下手をすると破れたり内容が崩れたりする可能性があるだろう。
まあ、他の手立てが考え付かなかった。
この通りまだまだ気泡が残ってしまっている。
なかなか進まない。
デカールの切り抜き不備による不要な部分のタッチアップ。
これは昔販売していたパイロットのドローイングペン0.1mmで修正。
水性インクだと思うがオーバーコートで大丈夫だと思う。
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