小さなタッチアップなどを残しているがこれからの作業で増える可能性もあるので次の工作段階に。
デカールを貼る。
デカールは非常に便利というかこれを行わないと完成しない。
器用な方が昔は筆書きなんてのもあったがそれは天文学的器用さだ。
今は器用でもデカールを使うだろうというくらいデカールはよく出来ている。
MSDは模型用デカールの老舗というかかなり広範囲に製品を展開している。
鉄道模型用は一種類、それぞれの鉄道会社が揃っている。
鉄道模型用としてはChamp Decalが日本には先に入荷していた。
天賞堂にある程度の種類が揃っていたのは自社製品にも使っていたかもしれない。
デカール貼りの位置と種類などなどはこれを基本にSPの通常表記などで種類を決める。
デカールはMicroScale Decal社の直販で購入。
SP蒸気用は2種類あってヘビーとミディアムを2枚ずつオーダー。
一枚1500円程度。
切り出しはステンスケールと普通のカッター。
デカールの台紙って結構厚いので力強く。
MSDは文字列一つづつ剥がれるようになっているので大雑把でもOK。
大雑把と行っても1mm程度大きくということで。
あと今回ナンバーボードを黒地白文字を使ったらナンバーが2ピースなので切り口が出てしまった。
ナンバーボード用は一列で2種類あり大を使った。
小の方が楽かもしれないが大がスケールサイズなので。
あとは白文字を切り取るという方法もあるがXがない。
機番を「5021」にした。
これは手持ちの写真で砂撒き管がボイラー外に出ている写真がこれしかなかったから。
あとの形態はほとんど変わらないがこの砂撒き管は露出しているので目立つ。
多分、登場時期は露出していたんだろうがほぼボディー内に改良されている写真だろう。
切り出しのデカールは常に機番は2ピースになる。
煙室扉のライトに機番 2ピース。
煙室上のナンバーボードは「X5021」で3ピース✕2セット
運転室外はナンバーと機種動力表にSP-2の4ピース✕2セット
テンダーは連結側のエンド中央に機番とSPで3ピース。
テンダー側面はSOUTHERN PACIFICロゴとキャパシティーの2ピース✕2セット。
一応これでOK。
合計で23ピースと意外に多いと思う。
それはナンバーが2ピースだから。
切り出したデカールの貼り付けは煙室扉から後ろに下がるように行った。
道具は竹串、ピンセット、こより面相筆、ソフトナーが主なもの。
デカール紙はA5程度だろう。
なんだか数輌取れそうだが正式には2輌から4両だろう。
皿に水、冬場はぬるま湯などが台紙剥離には必要だろう。
今の季節は水で数分浸せば大きいものは自動的に剥がれる。
台紙はすぐに取り除いたほうがノリが水に溶けないと思う。
台紙のままデカールを移し貼るという方法もあるがこれはデカールにノリが乗って後々始末が悪い。
その代わり、台紙を取るとデカールが丸まってちょっと面倒になる。ライト下部のナンバー表示は白文字が適当。
これは黒ベースがある文字列から切り出したものでライト下部のナンバーボード。
50と21の間に1が入り込んでいるのは切り抜きの失敗。
虫眼鏡サイズだが年取った証。
乾燥後にタッチアップの手間が増えた。
続く。
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