スーパーラグビー参戦1年目の結果は1勝1分12敗でスーパーラグビー最低の成績で終わった。
最高があれば最低もある。
史上最低の成績というのも語り継がれるもんだろう。
最終戦はシャークス戦で29対40で敗戦した。
開始後いきなり2トライされてこれは酷いなあ。
正直見続けるかどうか迷った。
ボケーっと見ていてサンウルブズは2トライを奪い返した。
特にラインアウトで前後に大きく開けて後ろに投入し、前後の間を抜けたパスは見事。
頭脳的なプレーだと思うし、それを実践で出来たのは素晴らしかった。
後半もそこそこだったが足が動かなくなり敗戦。
スタミナさえあればチャンスは作れた。
結局、消耗戦でいかに持久力があるかがこの結果だ。
つまり、体力で劣っていれば必ず負ける。
体格よりも要素としては大きいと感じる。
同じ時間プレーしていて体力に差が出れば身長が高いとか体重があるは問題外だ。
確かに、小さければ消耗が激しいプレーもあるが全てがそうではないだろう。
そんな基本が理解できたのは自分としては収穫。
つまり、視点が広がった気がする。
ちまちまと一つのプレーで云々じゃなく大局が見えるとゲームが楽しめる。
もちろん、次はどうなるということも感じるようになる。
観戦者としてもいいゲームを見ることは大切なんだと感じた。
カントー以外のゲームって今まで見る気もしなかった。
今のラグビーを少しわかったような気がした。
今日は何故タックルを受けるときに姿勢が大切かが少しわかった。
タックルはいきなり受ければそのショックは全身に伝わる。
つまり、衝撃でボールを落とすこともある。
しかし、少しでも接点を変えれば衝撃は一気に減りオフロードパスも可能だ。
もっともレシーバーがいればの話。
キャリアを押し込むのか、パスを受けるのかの見極めが展開を変える。
カントーも一部に上がった。
サイズ的にまず上位とは差があるだろう。
フィジカルでも差があるだろう。
テクニカルはもちろん大きな差があると思う。
これはいっぺんに変えられない。
ただし、チームプレーは精度を上げることができる。
春口ラグビーもチームプレーで強くなった。
意表をついたブラインド攻撃はもっとも有効だった。
ライン際は守る方も攻める方も約束が大切だから精度が決め手。
そんなチーム作りで、一つでもどこにも負けないレベルをつけよう。
それには起点のセットプレーを制する。
頑張れカントー!
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