2016年7月16日土曜日

関東学院大学ラグビー情報 サンウルブズに学ぶ

スーパーラグビー参戦1年目の結果は1勝1分12敗でスーパーラグビー最低の成績で終わった。
最高があれば最低もある。
史上最低の成績というのも語り継がれるもんだろう。
最終戦はシャークス戦で29対40で敗戦した。
開始後いきなり2トライされてこれは酷いなあ。
正直見続けるかどうか迷った。
ボケーっと見ていてサンウルブズは2トライを奪い返した。
特にラインアウトで前後に大きく開けて後ろに投入し、前後の間を抜けたパスは見事。
頭脳的なプレーだと思うし、それを実践で出来たのは素晴らしかった。

後半もそこそこだったが足が動かなくなり敗戦。
スタミナさえあればチャンスは作れた。
結局、消耗戦でいかに持久力があるかがこの結果だ。
つまり、体力で劣っていれば必ず負ける。
体格よりも要素としては大きいと感じる。
同じ時間プレーしていて体力に差が出れば身長が高いとか体重があるは問題外だ。
確かに、小さければ消耗が激しいプレーもあるが全てがそうではないだろう。
そんな基本が理解できたのは自分としては収穫。
つまり、視点が広がった気がする。
ちまちまと一つのプレーで云々じゃなく大局が見えるとゲームが楽しめる。
もちろん、次はどうなるということも感じるようになる。

観戦者としてもいいゲームを見ることは大切なんだと感じた。
カントー以外のゲームって今まで見る気もしなかった。
今のラグビーを少しわかったような気がした。
今日は何故タックルを受けるときに姿勢が大切かが少しわかった。
タックルはいきなり受ければそのショックは全身に伝わる。
つまり、衝撃でボールを落とすこともある。
しかし、少しでも接点を変えれば衝撃は一気に減りオフロードパスも可能だ。
もっともレシーバーがいればの話。
キャリアを押し込むのか、パスを受けるのかの見極めが展開を変える。

カントーも一部に上がった。
サイズ的にまず上位とは差があるだろう。
フィジカルでも差があるだろう。
テクニカルはもちろん大きな差があると思う。
これはいっぺんに変えられない。
ただし、チームプレーは精度を上げることができる。
春口ラグビーもチームプレーで強くなった。
意表をついたブラインド攻撃はもっとも有効だった。
ライン際は守る方も攻める方も約束が大切だから精度が決め手。
そんなチーム作りで、一つでもどこにも負けないレベルをつけよう。
それには起点のセットプレーを制する。
頑張れカントー!

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