2016年7月3日日曜日
2016年春季オープン戦の感想
山梨学院大学戦でオープン戦は一旦終了。
これから試験を経て夏季合宿に突入ですね。
関東学院大学ラグビー部の春、数試合観戦しての感想をまとめておきます。
昔のように全試合を観ているわけではないので選手の名前などもあまり知りません。
選手個人個人を応援しているわけでもなく単純に母校を応援しているのでそんなもんですかね。
アンダーアーマーとの提携が学校単位で実施されたことは特筆です。
衣料メーカーなんでしょうがアスリート専用の衣料を作っている会社で日本の契約会社もそれ以外扱っていない。
基本的に丈夫で通気性が優れた衣料ですかね。
契約上で、成績が上がれば上がるほど安く供給されるようです。
体格のいい選手が増えた。
これは実数ではなく見た目での判断です。
ラグビーに限らずスポーツは基本的には体格だと思います。
コンタクトスポーツですからフィジカルに体の物理的強さが要求される。
もちろん、コンタクト技術が重要ですがそれだけでは体が持たない。
最後は強さでこれは練習で得るしかないです。
基本的に体格がいいというのはアドバンテージです。
昔はそれぞれの体格でポジションがあるように言われていました。
現在はどのポジションもテクニカルポテンシャルは同じになっています。
体格はその基本となるわけで重要です。
春シーズンの考え方。
基本的には個人的技量、体力を検証するような時期でしょう。
基礎データを集めることは重要で単純に身長や体重ではないのは当然です。
基礎データは多ければ多いほど精度を増すわけですから試合に出てなんぼということです。
練習ももちろんデータは集まりますがメンタルな部分はやっぱり実戦ですね。
当然、練習での集中力が実戦で立証できれば合格ですか。
厳しい練習を見ましたが選手にとってありがたい練習です。
厳しい練習に最後まで付き合ってくれる指導者がいるという意味です。
これを見て指導者も大変なスポーツだと実感します。
結果は22試合で4敗です。
ほぼ、1試合で25-30名出場しますので600名弱ですか。
部員数からすると一人5-6試合です。
これがテストと言われるんですけど、当然集中力を見せることが重要です。
気を抜いたプレーがあればそれまでの評価は吹き飛ぶ。
ギャラリーはそれがわからないからなんであの選手は出ないのかとか言っちゃうわけ。
出なかったりランクを落とされたりするのは一瞬のプレーでしょうね。
これはもちろん、練習中でも同じですから観戦しているだけじゃあ判らない話です。
この結果は監督以下スタッフが十分練ったチーム編成を作り、相手の力を想像しながらベストを選んでいる結果です。
重要なのは負けないことです。
最後まで競った試合が重要です。
100点ゲームなどはテストとしては意味がなかったことになる。
競った試合ですから負けることもあるということですか。
その辺、今季のチーム編成は成功しているなあと思います。
全盛期と比べると対戦相手は当然格下ですがそれが今の実力です。
早くトップレベルと練習できればと思いますが焦っても潰れる。
ここは慎重に対戦相手を選ぶことがスタッフの責務ですかね。
以上でかなり充実した春シーズンだったと評価しています。
よくここまで立ち直ったという嬉しさがこみ上げます。
一度、地獄を見るとなかなか這い上がれないのが普通です。
そこを越えることが出来なくなる。
上を目指すのは技術だけでなくやっぱり気持ちですかね。
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