2016年1月10日日曜日

カウチンセーター 驚異の暖 一生モノ

最近はフリースが暖の主力。
軽い、安い、発色がいいなどなどで優れている。
カウチンセーターとはカナダのカウチン族の民族衣装。
ツンドラの極寒で着るんでしょう。
昔は毛皮って贅沢な防寒具もあったんでしょうがセーターで暖は優しい。
作りは一般的なジャケットスタイル、つまりカーディガンに襟。
ボタンは木製、襟は襟巻きにもなるでしょう。
新品は風を通して寒風では寒い。
ところが毛玉が出来だすと網目が塞がりなんと少しの風は大丈夫になる。
普通の東京の冬だったらまずこれでイケそう。

あまり、最近は見ないファッション。
何故かといえば重量級のコート並みの重さ。
ダウン、フリースなどは1/10程度だろう。
実は重いのは体にぴったりへばりつく暖房効果があると思う。
部屋着にするとストーブは要らない。
ただし、ボトムはユニクロのボア付きジャージ。笑
それと、指先が冷たくなるのは防げない。
つまり、指ぬきの手袋をしてもダメだろうからやっぱり暖房がいる。

前述したが毛玉ができ始めないと最高の暖にはならない。
だから丁度暖かくなったら着れなくなる。
ニットってのは重くても体を動かしやすいのが大メリット。
ダウンは軽いけど体が動きにくい。
フリースは動かしやすいが暖は限界がある。

かの地では洗濯などは一生しない。
つまり油分が豊富で汚れない。
昔、映画で毛玉にツララがいっぱい付いたカウチンを着ていた。
それほど保温が効くってことだろう。
もちろん上にコートを羽織れば完璧。
染めはない。
羊の毛色が基本色でコンドルなどの刺繍などが施されている。
粗野でファッショナブルとは程遠いがアウトドアウエアとして見事。
しかもウールだけで極太の糸というか縄のような太さの毛糸で手編みだろうか。
幾つかの編み方を組み合わせが素晴らしい。

昨今のショップじゃあ滅多に見ない。
アウトドア専門店でもないかもしれない。
あるとすればカナダ製品のアンテナショップなどか大きなニットショップ。
値段は数千円からあるようだが基準は3万円だとある。
つまり、きっちりした作りを求めるとその程度なんだろう。
30年前でも1万以上だったからそれほど高くない。

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