二昔前は関東学院にとって大東文化大学は目標だった。
何と言ってもトンガ選手が凄かったし関東学院大学も発展途上だった。
一昔前は宿敵となり、大東文化大学が凋落し関東学院大学の隆盛期になる。
外国人選手の特性も判り対等に試合ができるようになった。
外国人選手を抑えれば、問題ない時代だった。
関東学院大学はつまらない事件をきっかけに自滅していった。
現在は2部リーグという実力にまで落ちた。
大東文化大学は未だに一部で頑張っているチーム。
大東文化大学も監督の不祥事などあったが乗り越えていると思う。
今日の試合はCチームから。
Cチームは体格的に大東文化大学が勝り、スクラム有利の試合展開。
しかし、関東学院大学の早い攻守が後半に開花した。
Cチームというのは伸び盛りの一年生と先の見えた上級生のチーム。
コミニュケーションという点でちょっと難しいチーム構成。
日頃の練習の成果が一番分かる試合だと思う。
スコアは40対33で勝利。
これはワントライ差つまり一点差のようなもの。
一年生は勉強になったと思う。
ジュニア戦はメンバー的にはBチーム。
現在のジュニア戦はAチーム選手が調整で出場できる規定。
関東学院大学には調整選手はいなかった。
四年生の就職活動組が何名かいたがAチームに入るのは難しそうだ。
前半は受けてばかりで面白くない試合。
ディフェンスの試合と言えば聞こえがいいかもしれないがただの凡ミスばかり。
決定的なところでミスをするのはAに上がれない選手たちの象徴。
後半開始後はかなり良くなり3トライ。
大東文化大学のミスからの攻撃。
その後はまた大東文化大学に押され一方的に押される15分間だった。
なんとかペナルティーキック、ゴールキック各1本の差で22対17で勝利。
一応、逃げ切った形でこれも勉強だと思う。
勝つことは素晴らしいこと。
しかし、勝ち方とか内容について言えば色々。
関東学院大学は監督が変わり着実に強くなっていると思うのは負けなくなったこと。
ボールゲームで最高のバロメータは負けないこと。
それから内容で、内容的には脆い。
タックルの甘さ、読みの甘さ、つまりディフェンスがチョロわけだ。
攻撃は早い攻めができているがミスが多い。
ボールが手につかない選手がいるということだ。
15人全てができなければいけないことが出来ない選手がいるのは穴があるということ。
その穴めがけ敵は攻めてくるのだから脆い。
かつてはこのクラスのチームでも一部下位チームより強かった。
そこまでは望まないが反則やミスを少なくするのは急務だろう。
W杯で日本は規律で他の国を圧倒したわけだから見習ってほしいものだ。
これで今季の釜利谷での試合は終わった。
0 件のコメント:
コメントを投稿