野球は戦前から人気スポーツ。
特に甲子園、六大学と学生スポーツの花。
昭和30年頃までは六大学は日本のスポーツでは一番人気だったでしょ。
それからプロ野球ですがこれも立教大学の花だった長嶋選手が入団してから。
プロスポーツは個人の人気に支えられている。
巨人の本拠地が東京と言っても東京人がやるわけじゃないですからね。
しかも、野球の本場は米国ですから、ちょっとうまいと今は米国でプレー。
サッカーはやっぱりメキシコオリンピックでの日本代表大活躍。
釜本選手です。
高校、大学は不人気スポーツでしたね。
いきなり、プロリーグが大成功。
若干、野球に飽きたという部分とサッカーチームが地方に定着という方式で成功。
野球と同じでチームに地方代表選手がいるわけじゃないのに地元の応援。
ここで選手が育ち日本代表も少しは強くなった。
現在は地道に人気を確保しているが将来性はそんなに感じない。
野球同様にちょっとうまいとヨーロッパでプレーが定石。
ラグビーは一番歴史があります。
大学チームが出来たのは明治時代で大学に広まった。
米国も同様ですがラグビーをもっと見世物にしようとアメリカンフットボールになる。
ラグビーが紳士のスポーツと言って気取り大学レベルで終わるスポーツだった時代。
昭和50年代になって大学卒業したスター選手が社会人チームに入り大人のスポーツに。
明治大学出身の松尾雄治が新日鉄釜石に入り、北の鉄人という強豪チームになった。
その後、大学選手権3連覇の同志社大学から神戸製鋼にスター選手が入り時代が動く。
平尾、大八木が活躍して全国制覇。
大東文化大学がトンガ選手を入学させて大学選手権を制したのもポイント。
つまり、外人選手を入れていいのかどうかなどとくだらない論議が起こる。
日本人の島国根性というか閉鎖的なナショナリズムをスポーツに持ち込むのはねえ。
2015年W杯で南アフリカを撃破するラグビーに国民は驚く。
もはや、世界と戦えるスポーツになったってことでしょう。
3つのスポーツで野球は巨人、長嶋、サッカーは釜本、三浦、中山、本田とスター排出。
つまり、日本のプロスポーツは選手に支えられている。
国家、地域などはサッカーが地域に目をつけたくらい。
野球などはスポーツ自体が世界的でないことが理由かもしれない。
サッカーは地域を拠点にして日本代表を作る方式である程度成功しているが、弱い。
ラグビーは協会主体でこれこそ閉鎖的だと思う。
プレーヤーをもっと大切に育てる方法を見つけるべきだろう。
それでも逆境にめげず、日本代表は大活躍。
これはエディージョーンズという指導者に恵まれたこと。
彼がいなくなればどうなることやら。
ラグビーはちょうど野球とサッカーの中間くらいのプレー人口だろう。
南半球に特化したスポーツとされる。
しかし、発祥の地、英国は地域でネイションを育てている。
あの小さな国でイングランド、スコットランド、アイルランド、ウェールズと別れそれぞれがW杯に出ている。
ラグビーはプレーは危険を伴うので厳格だがチームに関してはおおらかだ。
よく、日本代表に外人がいるとは何事だのような会話があるが、ラグビーを知らない。
ラグビーはそういうスポーツなのだ。
まあ、日本ラグビーが一番動いている今こそ、チャンス。
日本人好みのスポーツだと思うし、国民性に合っている。
なんとか、ファンをと思うが、ラグビーほどファンが定着しているスポーツはない。
ただ、少ないだけだ。
スター選手を育てない。
この3つのスポーツが今後どんな展開を見せるか楽しみ。
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