とある水泳教室です。
今年の初めは無人の入口で勝手に出席印を押すシステム。
子供たちは持ってこなかったり、適当に判子を押すしでした。
ちゃんと二つ折りを広げて登録カードを入れる習慣がついた様です。
まず、参加者登録カードは常に持ってくる必要性。
登録カードが進級カードを兼ねることで重要性。
カードを忘れた子供はノートにサインをします。
出席印は受付スタッフが押す。
遅刻者は遅刻印を押す。
早く来た5人には特別な判子を押す。
カードを無くすと100円で再発行の徹底。
ただし、見つかれば100円返金ですけどね。
遅刻者は10分後に一斉に入場する。
更衣を見守り、体操まで一斉で行う。
各クラスの指導員に遅刻を伝える。
これだけのことを覚えるのに半年掛かりました。
しっかりと教えればちゃんと出来るのが子供たちです。
それは忘れっぽい子供、家を出るのがどうしても遅くなる子供。
いろいろです。
でもちゃんとルールを説明すればできる様になります。
そんなこと、家で教育しているなんてのはなしです。
そんなこと、常識もなし。
どちらかといえば、教室でルールを決めていないのが問題かもしれない。
子供はルールが好きです。
ひとつの遊びかもしれない。
ルールを守ることとルールを破ることの違いがわかればいい。
守るといいことがある。
例えば、褒められる。
時々、理解していない保護者の方から厳しいとか聞いていないとか。
自分の子供の能力を信じていないと思いますね。
つまり、被害者意識で責任転嫁。
確かに、100%完璧にできないのは開催者側も同じです。
でも子供たちがしっかりすると指導者にも意識が出来てきます。
今日、一人プールサイドに上がるときに唇を打ってちょっと出血。
どのように対応するか。
子供を迎えに来る保護者ならば保護者に直接説明する。
こなければ保護者へのメモを子供に預ける。
保護者への電話での説明をする。
たった、ひとりがこけただけでもこれだけの手順が必要です。
同様に忘れ物の問題もあります。
すべてが解決できなくても手順や注意を怠らなければ確実に減ります。
子供対象の水泳教室は成人の数倍手間が掛かるということでしょう。
特に、教室運営者は指導以外に運営の手間まで見ていました。
その部分をマネージメントスタッフで引き受けています。
これで出席の管理から入退場、怪我の処理伝達、忘れ物の対応などなどを考慮し、
どんな教育が必要なのかを常に考えています。
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