風邪といえばインフルエンザが怖い。
予防接種をと考えていた矢先に、寒気が走る。
65歳で水泳指導を一日3本、4本はキツイのかもしれない。
その日は児童を2本全力指導で上がると震えが来る。
ちょっと時間を開けて成人指導。
これはちょっと入水出来ないので参加者にお詫びしてプールサイドから指導。
これは言語道断ですが、背に腹は変えられません。
快く参加者の方々にご同意頂き甘えました。
しかし、1時間プールサイドに立っていたので腰がどんどん痛くなる。
ヤバイなあと思いながら終了し即帰宅して床につく。
それから24時間起きられず。
ただひたすらビタミン剤を飲み続け、ヨーグルトを口にしただけ。
36時間後にどうやら回復、あとは普通に戻すよう養生。
児童の指導はとても疲労します。
まず、スピードを子供にあわせる。
これは絶対条件ですがそもそもそのスピードを最早持ち合わせていない。
つまり、自分では不思議なほどハイテンションになります。
私は号令以外で大声は出しません。
注意を引かせるのは聞こえるか聞こえないくらいが一番。
但し、スタートの合図はしっかり声を出し集中させます。
泳ぐ見本を見せます。
これも子供のスピードに合わせキビキビが原則です。
成人ならスローモーション気味ですが、児童はハイスピードでないと見本になりません。
体力的には3倍、頭脳的には半分程度です。
成人で大切なのは考える、考えさせる、納得させるなどの頭脳プレーが重要です。
しかも、参加者の自尊心を傷つけたりは厳禁です。
たかが水泳指導ですが、人と接すること、人に教えることは対象者により大きく変わるということです。
そして、体力を使い、気力を使い、能力を使う。
指導はあと5年と思っていますがどうなることやら。
自分で限界に来たら身を引く覚悟。
頑張らなくては出来ない仕事なんです。
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