こんな言葉って最近は死語でしょうか。
昔はどの家庭にも個人的にも一冊はあったフォトアルバム。
写真整理帳です。
文房具屋時代は写真コーナーと言って四隅を止める文房具が主流。
アルバムは大体、黒の厚紙でできた表紙の厚いノートというか本。
これに一家の歴史が刻まれていた時代もありました。
今思えば写真って記録媒体は最高の時代でした。
わずか100年弱の歴史だったようですが紙に転写された写真。
モノクロからカラーへ。
カラーは退色が早く数年で色あせた時代から100年カラーなどと宣伝した時代。
これが写真がなくなる元凶だったような気がします。
カラー、天然色からなくなるまではせいぜい20年程度でしょうか。
年賀状も風前のともしびですが、一時、子供の写真を送るブームがありました。
これも少なくなってしまった。
人の子供の写真ってへえーってことで終わりますからね。
今残るのはプリクラでしょう。
それも加工が出来るものです。
これは手帳などに貼るシールです。
シールは未だに幼児のアイテムとして現存しています。
映画のヒーローなどのシールを子供は喜んで貰っていきます。
これは水泳教室の会員カードにたくさん貼られています。
というより同じカードの差別化の一つで推奨しています。
本人の顔写真などは皆無です。
顔写真というのは自動車運転免許証しか現存していないでしょうか。
気の利いた親はラインを引いたり色を塗ったり工夫しているのが救われる。
写真はアナログカメラからデジタルカメラ、今は携帯電話全盛。
写真の歴史は終わるでしょう。
デジタルの世界では静止画が正しいようです。
数百枚、数千枚に及ぶデジタル静止画は整理されることなくたまり続ける。
たまに見返したくても探すのが大変。
ページをめくりながら懐かしむという風情はないでしょうか。
私の場合はクラウドで管理しているので手元にあるのは携帯一台の中身だけ。
あとは全てクラウドになっちゃいました。
フォトアルバムが復活することはもうないでしょうか。
瞬間を切り取った静止画がただ溜まる。
それを見せるのはわずかな期間の歴史。
12歳の人が生まれた時の写真を所有している人はどのくらいいるでしょうか。
18歳の人なら少しはいるかもしれないけど、多分保護者所有でしょうか。
最新の写真です。
昔はサービスサイズと言って四倍程度あったと思いますが今はこのサイズが妥当でしょうか。
これは手帳や、財布に入るサイズでそれより小さいサイズでしょうか。
LGブランドのプリンタですが販売はほとんどUSでしょうからアメリカ人もこれ。
ご覧の通り加工されています。
それも顔だけが生かされたもの。
携帯アプリケーションで撮った静止画をサーバーに送り加工して戻って来たもの。
プリクラの世界観でプリクラの馬鹿でかい装置はいらない。
これが細々と生き残る写真でしょうか。
これを整理するフォトアルバムはないので何か代用が必要です。
探しましょう。
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